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茶の湯 熊倉 功夫(著/文) - 中央公論新社
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中公文庫 く18-3

茶の湯 わび茶の心とかたち

文庫判
224ページ
定価 860円+税
ISBN
9784122070172
Cコード
C1121
教養 文庫 日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年12月5日
最終更新日
2021年1月13日
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書評掲載情報

2021-02-20 朝日新聞  朝刊
評者: 山田航(歌人)

紹介

にじり口はなぜ狭いのか?廻しのみはいつ始まったのか?芸態から茶会の構造・空間・趣向まで下剋上を背景に発展した茶の湯を民俗・芸能の視点でとらえる


第一章 わび茶の創造

 特異なる文化

  孤独な茶の湯 日本文化の特殊性 日本と朝鮮 千利休の位置

 にじり口と廻しのみ

  にじり口の誕生 廻しのみ

第二章 中世からの離脱

 茶会の構造

  『喫茶往来』 切りすてられた後段

 茶会の空間

  市中の山居 露地のふるまい 籠る

 なぜ点前か

  点前か手前か 亭主と客の空間 茶立人から亭主へ

第三章 茶人のふるまい

 あぐらから正坐へ

  混みあう茶会 片膝とかしこまる

 あるきかたの源流

  あるく文化 練りあるく 地に足がつく

 茶人のすがた

  客の心得 新シキガヨシ

 茶名と十徳

  仮りの名前 十徳とは何か

第四章 茶会の趣向

 趣向の成立

  ハプニング 淋間茶湯 『祭礼草紙』の問題 風呂のあがりや

 風流・やつし・見立て

  風流 やつしの美 利休の趣向 付合と見立て

 季節感の登場

  時候のあいさつ 茶会のなかの季節 ばせを忌に薄茶手向くる寒さ哉

第五章 わび茶の周辺

 茶筅の歴史

  茶筅のおいたち 王服茶筌由来記 茶筅の民俗性

 茶屋の歴史

  煎じ物売り 檜垣茶屋 利休亡魂


史料による茶の歴史

著者プロフィール

熊倉 功夫  (クマクライサオ)  (著/文

熊倉功夫

一九四三年東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。京都大学人文科学研究所講師、筑波大学歴史人類学系教授を経て、九二年国立民族学博物館教授。二〇〇四年退官、同年林原美術館館長(~二〇一二)、二〇一〇年静岡文化芸術大学学長(~二〇一六)、二〇一六年MIHO MUSEUM館長。二〇一〇年農水省食料・農業・農村政策審議会会長。二〇一七年茶の都ミュージアム館長。 茶道史・寛永文化のほかに日本料理の文化史、民芸運動など幅広く研究。著書に『茶の湯の歴史』『山上宗二記』『日本料理の歴史』『小堀遠州茶友録』『後水尾天皇』『現代語訳 南方録』『熊倉功夫著作集』(全七巻)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。