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晩夏
少年短篇集
発行:中央公論新社
文庫判
288ページ
定価
860円+税
- 書店発売日
- 2020年12月23日
- 登録日
- 2020年11月7日
- 最終更新日
- 2020年12月5日
書評掲載情報
2021-03-20 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2021-01-23 |
朝日新聞
朝刊 評者: 辛島デイヴィッド(早稲田大学准教授) |
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紹介
「敵はおみかん食べている」
男と女が二人だけで山の中で蜜柑を食べている以上、きっと何事か始まるに違いないと思った――。(「白い街道」より)
若い男女を「敵」と見なして偵察するたわいない遊び、美しい少女への憧れ、覚えず覗き見た大人の世界……。無邪気で愛らしいだけでなく、時に冷徹な目で大人を観察する〈少年〉を主人公とした、叙情豊かな佳篇を収録。「晩夏」「少年」「帽子」など教科書名短篇を含む、全十四篇のアンソロジー。〈巻末エッセイ〉辻 邦生〈解説〉椎名 誠
【目次】
少年/蜜柑畑/晩夏/滝へ降りる道/投網/ざくろの花/黙契/白い街道/颱風見舞/帰郷/ハムちゃんの正月/馬とばし/帽子/魔法壜
〈巻末付録〉赤い実(『しろばんば』より)/少年に与える言葉(随筆)
〈巻末エッセイ〉辻 邦生 〈解説〉椎名 誠
上記内容は本書刊行時のものです。