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文章読本
発行:中央公論新社
文庫判
288ページ
定価
900円+税
- 書店発売日
- 2020年11月25日
- 登録日
- 2020年10月10日
- 最終更新日
- 2020年11月7日
書評掲載情報
2021-02-13 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2020-12-19 |
朝日新聞
朝刊 評者: 堀部篤史(書店「誠光社」店主) |
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紹介
よい文章とは何か? 作家は書くにあたって何にこだわり、何に悩んでいるのか――? 誰もが書き手である現代、今こそ文豪たちに教えを請おう。二十の名だたる作家・詩人が綴った〈文章についての文章〉を精選。読み比べる楽しみのある文章論。巻末に吉行淳之介・丸谷才一による「『文章読本』についての閑談」を付す。
【目次】
谷崎潤一郎●文章の上達法 (谷崎潤一郎『文章読本』より抜粋)
伊藤整●谷崎潤一郎の文章 (伊藤整『文章読本』より抜粋)
萩原朔太郎●僕の文章道/作文の話/詩人は散文を書け
井伏鱒二●「が」「そして」「しかし」
宇野千代●文章を書くコツ
中野重治●自分の文章
佐多稲子●わたしの文章作法
川端康成●センテンスの長短 (川端康成『新文章読本』より抜粋)
三島由紀夫●質疑応答 (三島由紀夫『文章読本』より抜粋)
中村真一郎●口語文の改革 (中村真一郎 『文章読本』より抜粋)
野間宏●文章を書くこと
島尾敏雄●削ることが文章をつくる
小島信夫●わが精神の姿勢
安岡章太郎●感じたままに書く/自分の文章を語るのは自分の顔について語るようなものだ/文体について
吉行淳之介●「文章」と「文体」
丸谷才一●小説家と日本語 (丸谷才一『文章読本』より抜粋)
野坂昭如●なじかは知らねど長々し
古井由吉●緊密で清潔な表現に
澁澤龍彦●詩を殺すということ
金井美恵子●言葉と《文体》
あとがき 吉行淳之介
〈巻末付録〉
丸谷才一×吉行淳之介●『文章読本』についての閑談
上記内容は本書刊行時のものです。