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文章読本 吉行淳之介(著/文) - 中央公論新社
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文章読本 (ブンショウドクホン)

文庫
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文庫判
288ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-12-206994-7   COPY
ISBN 13
9784122069947   COPY
ISBN 10h
4-12-206994-7   COPY
ISBN 10
4122069947   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1195  
1:教養 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年10月10日
最終更新日
2020年11月7日
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書評掲載情報

2021-02-13 東京新聞/中日新聞  朝刊
2020-12-19 朝日新聞  朝刊
評者: 堀部篤史(書店「誠光社」店主)
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紹介

よい文章とは何か? 作家は書くにあたって何にこだわり、何に悩んでいるのか――? 誰もが書き手である現代、今こそ文豪たちに教えを請おう。二十の名だたる作家・詩人が綴った〈文章についての文章〉を精選。読み比べる楽しみのある文章論。巻末に吉行淳之介・丸谷才一による「『文章読本』についての閑談」を付す。




【目次】


谷崎潤一郎●文章の上達法 (谷崎潤一郎『文章読本』より抜粋)


伊藤整●谷崎潤一郎の文章 (伊藤整『文章読本』より抜粋)


萩原朔太郎●僕の文章道/作文の話/詩人は散文を書け


井伏鱒二●「が」「そして」「しかし」


宇野千代●文章を書くコツ


中野重治●自分の文章


佐多稲子●わたしの文章作法


川端康成●センテンスの長短 (川端康成『新文章読本』より抜粋)


三島由紀夫●質疑応答 (三島由紀夫『文章読本』より抜粋)


中村真一郎●口語文の改革 (中村真一郎 『文章読本』より抜粋)


野間宏●文章を書くこと


島尾敏雄●削ることが文章をつくる


小島信夫●わが精神の姿勢


安岡章太郎●感じたままに書く/自分の文章を語るのは自分の顔について語るようなものだ/文体について


吉行淳之介●「文章」と「文体」


丸谷才一●小説家と日本語 (丸谷才一『文章読本』より抜粋)


野坂昭如●なじかは知らねど長々し


古井由吉●緊密で清潔な表現に


澁澤龍彦●詩を殺すということ


金井美恵子●言葉と《文体》




あとがき 吉行淳之介




〈巻末付録〉


丸谷才一×吉行淳之介●『文章読本』についての閑談

著者プロフィール

吉行淳之介  (ヨシユキジュンノスケ)  (著/文

大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、三歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十八年九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。短編も「娼婦の部屋」「鳥獣虫魚」など多数。平成六年(一九九四)七月死去。


日本ペンクラブ  (ニホンペンクラブ)  (編集

一九三五年設立。

上記内容は本書刊行時のものです。