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女誡扇綺譚 佐藤 春夫(著/文) - 中央公論新社
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中公文庫 さ80-1

女誡扇綺譚

文庫判
320ページ
定価 1,000円+税
ISBN
9784122069176
Cコード
C1193
教養 文庫 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月11日
最終更新日
2020年8月8日
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書評掲載情報

2020-10-17 東京新聞/中日新聞  朝刊
2020-09-19 毎日新聞  朝刊
評者: 池澤夏樹(作家)

紹介

「なぜもっと早くいらっしゃらない?」

廃墟に響いた幽霊の声――

100年前、「田園の憂鬱」で一躍文壇に躍り出ながら、極度の神経衰弱に陥った佐藤春夫は台湾へと旅立つ。そこで目にしたもの、感じたものは、作家の創造力を大いに刺激した。台湾でブームを呼ぶ表題作など、台湾旅行に想を得た、今こそ新しい9篇。ミステリーあり、童話あり。異国情緒のなかに植民地への公平なまなざしと罪の意識がにじむ。文豪・佐藤春夫評価に一石を投じる文庫オリジナル企画。


収録作

「女誡扇綺譚」

「鷹爪花」

「蝗の大旅行」

「旅びと」

「霧社」

「殖民地の旅」

「魔鳥」

「奇談」

「かの一夏の記」

著者プロフィール

佐藤 春夫  (サトウハルオ)  (著/文

佐藤春夫

明治25(1892)年和歌山県東牟婁郡新宮町(現・新宮市)生まれ。中学卒業と同時に上京し、慶應義塾大学予科文学部入学、のちに中退。大正7(1918)年、谷崎潤一郎の推挙により文壇に登場、以来『田園の憂鬱』『お絹とその兄弟』『美しき町』などの作品を次々に発表してたちまち新進流行作家となり、芥川龍之介と並んで時代を担う2大作家と目される。1930(昭和5)年、谷崎との間に起きた俗にいう「細君譲渡事件」でも知られる。35年に芥川賞が創設されると選考委員となるなど(その際の太宰治との確執もスキャンダルとなった)、文壇で重きをなし、「門弟三千人」と言われた(門弟には、井伏鱒二、檀一雄、吉行淳之介、柴田錬三郎、中村真一郎、五味康祐、遠藤周作、安岡章太郎など)。1964年死去。

上記内容は本書刊行時のものです。