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楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか 大谷 弘至(著/文) - 中央公論新社
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楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか (タノシイコドク コバヤシイッサハナゼジセイノクヲヨマナカッタノカ)

新書
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新書判
288ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-12-150746-4   COPY
ISBN 13
9784121507464   COPY
ISBN 10h
4-12-150746-0   COPY
ISBN 10
4121507460   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1295  
1:教養 2:新書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年10月9日
最終更新日
2021年10月18日
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書評掲載情報

2021-11-20 朝日新聞  朝刊
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紹介

老(おい)が身の 

値(ね)ぶみをさるるけさの春   一茶


「値踏みをする」は「値段を見積もる」という意味です。老人である一茶に対して、世間の目はあたかも商品の値段を付けるかのようであるというのです。一人住まいの貧しい老人である自分は価値のない存在としてみられている……一茶は、そんな世間の冷酷な視線ですら面白がり俳句にしてしまいます。いったいどうやったら、そんなことができるのでしょうか。

 本書は、一茶の生涯をたどり、彼が遺した俳句を味わいながら、つらいことばかりが多い人生と向き合い、世間という荒波の中でどのように暮らしていていけばよいのか、生きるヒントを探る旅のガイドブックのようなものなのかもしれません。

著者プロフィール

大谷 弘至  (オオタニヒロシ)  (著/文

大谷弘至

俳人。1980年、福岡県生まれ、早稲田大学第二文学部卒業後、二松学舎大学院 卒。2004年、長谷川櫂氏主宰の俳句結社「古志」入会。現・主宰者。句集に『大旦』『蕾』。

上記内容は本書刊行時のものです。