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女人入眼
発行:中央公論新社
四六判
312ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2022年4月7日
- 登録日
- 2022年3月5日
- 最終更新日
- 2022年3月18日
書評掲載情報
2022-12-24 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 理流(時代小説サイト運営者) |
2022-07-30 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2022-07-24 | 読売新聞 朝刊 |
2022-05-08 |
産經新聞
朝刊 評者: 吉田伸子(書評家) |
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紹介
『商う狼』で新田次郎賞をはじめ数多くの文学賞を受賞。
大注目の作家が紡ぐ、知られざる鎌倉時代を生きた女性たちの物語。
「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」
建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。
「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。
その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。
上記内容は本書刊行時のものです。