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鷹見泉石 片桐一男(著/文) - 中央公論新社
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中公叢書

鷹見泉石 開国を見通した蘭学家老

四六判
224ページ
定価 2,000円+税
ISBN
9784120051623
Cコード
C1021
教養 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年12月27日
最終更新日
2019年1月25日
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書評掲載情報

2019-03-10 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 長山靖生(文芸評論家)

紹介

鷹見泉石は1785年生まれ(1858年没)、古河藩主土井利厚、利位の二代に仕えて名家老として知られる一方、いち早く危機意識を持って海外情報の収集に努め、その知見は学者や幕府要人などに広く影響を与えた。
 1804年のロシア使節レザノフ来航時、利厚が幕府の対ロシア問題の担当となったため、泉石も対外交渉のための調査に従事、これをきっかけに蘭学の学習と海外情報の収集を行うようになる。その後、泉石の収集した情報と知見は幕政にも生かされ、利位が主席老中に就任した頃には「土井の鷹見か、鷹見の土井か」とうたわれた。1853年、ペリー来航を受けての提言書「愚意摘要」は、退隠後の古河で書かれたものだが、開国と和親通商を主張するもので、彼の先見性を物語る。
「鷹見泉石日記」および関係書翰など、豊富な一次史料をもとにした初の評伝。

著者プロフィール

片桐一男  (カタギリカズオ)  (著/文

1934年生まれ。青山学院大学名誉教授。専門は蘭学史・洋学史・日蘭文化交渉史。『阿蘭陀通詞の研究』(吉川弘文館、1985年)で角川源義賞受賞。近著に『江戸時代の通訳官 阿蘭陀通詞の語学と実務』(吉川弘文館、2016年)、『勝海舟の蘭学と海軍伝習』(勉誠出版、2016年)、『シーボルト事件で罰せられた三通詞』(勉誠出版、2017年)、『杉田玄白評論集』(勉誠出版、2017年)、『紅毛沈船引き揚げの技術と心意気』(勉誠出版、2017年)、『出島遊女と阿蘭陀通詞――日蘭交流の陰の立役者』(勉誠出版、2018年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。