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民警 猪瀬 直樹(著/文) - 小学館
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民警

発行:小学館
文庫判
224ページ
定価 620円+税
ISBN
9784094067798
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年6月10日
書店発売日
登録日
2020年4月3日
最終更新日
2020年6月4日
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書評掲載情報

2020-06-28 読売新聞  朝刊
評者: 東えりか(書評家)

紹介

警察も自衛隊もしのぐ50万人警備員の真実

1962年、日本初の民間警備会社・日本警備保障(現セコム)を企業した二人の若者は、1964年の東京五輪で選手村の警備を受注した。彼らに警備を発注した警察官僚が、のちに綜合警備保障(アルソック)を設立する。出自を異にする二つの警備保障会社はテロ、外国人流入、コンビニATMの爆発的増加などを背景に巨大化する。しかし、ますます複雑化する国際関係やテロの脅威、加えて新型コロナウイルスの猖獗の渦中にあって、2021年東京五輪を守れるのか。他の誰によっても成しえなかった、昭和、平成、令和を貫通する「鮮烈な視点」を提示してみせた画期的作品。

【編集担当からのおすすめ情報】
東京都知事を辞任後初にして待望の、長編作品。

目次

序章 遂行
「官」の隙間を埋める民警とは?
2020年東京五輪、テロへの不安80パーセント
1964年の古戦場

第一章 勃興
「社会産業システム」その発端
吉田茂が背を押した綜合警備保障創業
湧き出した日本版CIA構想

第二章 失墜
権力闘争に屈した「使命感」
内調の崩壊、雲散霧消

第三章 萌芽
日本初の警備会社を興した二人の若者
価値観の転換、少年期の終戦体験
終戦三日後に暗殺された神父の謎

第四章 反発
進駐軍への嫌悪
家業への抵抗、独立心

第五章 開拓
「警備業」という新しい産業
民間警備業の礎、ピンカートン探偵社

第六章 五輪
東京五輪の準備と選手村警備
ライシャワー刺傷事件が落とした影
「ザ・ガードマン」の恩恵

第七章 交錯
初代内閣調査室長の思惑
労働争議、学生運動の高まり
急成長、不祥事頻発す

第八章 膨張
機械警備転換への必然
連続射殺犯・永山則夫
反社の参入、「必要悪」

終章 光明
民間刑務所の可能性
ITの進展
見えないテロリスト
110番から119番へ

上記内容は本書刊行時のものです。