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約束の地 大統領回顧録 Ⅰ 上
- ISBN
- 978-4-08-786133-4 COPY
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ISBN 13
- 9784087861334 COPY
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ISBN 10h
- 4-08-786133-3 COPY
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ISBN 10
- 4087861333 COPY
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出版者記号
- 08 COPY
- Cコード
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C0098
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一般 単行本 外国文学、その他
- 書店発売日
- 2021年2月16日
- 登録日
- 2020年12月8日
- 最終更新日
- 2021年2月13日
書評掲載情報
2021-04-10 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 渡辺将人(北海道大学准教授) |
2021-04-04 |
読売新聞
朝刊 評者: 国分良成(前防衛大学校長・国際政治学者) |
2021-04-03 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 渡部恒雄(笹川平和財団上席研究員) |
2021-04-03 |
毎日新聞
朝刊 評者: 伊東光晴(京都大学名誉教授・経済学) |
2021-04-03 |
朝日新聞
評者: 犬塚元(法政大学教授・政治思想史) |
紹介
北米で発売初日89万部! 空前の売れ行きを達成したベストセラー
信念に燃え、あらゆる難局に全力で立ち向かった日々が再現される
「短所もあるけれど、才能にあふれる思想家たちが考え抜いてつくり上げた、ゆるぎない、それでいて変化も受け入れる体制。それが私の納得できるアメリカなのだ」(本書より)
2009年。ハワイ州で生まれ育ち、父は黒人、政治家としてのキャリアは浅く、若干47歳と異例尽くめのアメリカ合衆国大統領が誕生した。「YES WE CAN」をキャッチフレーズに世界中で大フィーバーを巻き起こし、人種、民族、政治的分断に橋を架けようと、困難に立ち向かい続けた日々を、オバマ自身が詳細なディテール、関係者の発言とともに、生き生きと描く。
「書くことがありすぎて1冊にはとても納まらなかった」ため、今回の『約束の地 大統領回顧録1』では、生い立ち、大統領選挙での闘いから大統領就任、2011年のオサマ・ビン・ラディン暗殺までが描かれる。
裕福ではないが知性を重んじる母と祖父母から愛情を注がれ、本に囲まれて成長した少年時代を経て、大学では恵まれた環境を当たり前と捉えている同級生たちと出会い、疑問を抱き始める。理想の国であるはずのアメリカに存在する矛盾、不公平、格差。最初から「持つ者」と「持たざる者」を隔てる壁はどうすることもできないのか。
ハーバード・ロースクールに進み、黒人初の『ハーバード・ロー・レビュー』編集長となりながら法律の道へは進まず、コミュニティ・オーガナイザーとして、労働者階級が住む地域で人々の生活の向上や意識改革のために身を捧げることを選ぶ。やがて、社会をよりよい方向に変えるためには政治の世界に入ることが近道だという思いに至り、イリノイ州議会議員に立候補。後押しする人々、新しいリーダーを求めていた時代の空気などが重なって、そこから短い年月で大統領選挙までの道のりを駆け上がっていく。
(原題「A Promised Land」)