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江戸の芸者 近代女優の原像
発行:集英社
新書判
縦173mm
横106mm
厚さ11mm
重さ 149g
224ページ
定価
920円+税
- 書店発売日
- 2023年3月17日
- 登録日
- 2023年2月7日
- 最終更新日
- 2023年3月17日
書評掲載情報
2023-05-20 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 高橋千劔破(作家・文芸評論家) |
2023-04-02 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
出雲のお国から明治の女優まで!
知られざる女性芸能の成立と盛衰
◆内容紹介◆
現代の日本人のほとんどは、江戸時代は女性芸能者がいなかったと思っている。
しかし、それは間違いで、江戸時代も女性芸能者はいた。
例えば、出雲のお国、そのかぶき踊りを模倣した遊女歌舞伎、踊子、そしてそれらの後継としての芸者である。
江戸の女性芸能者の系譜は絶えることなく、明治の女優へと引き継がれた。
「女性芸能者はいなかった」と誤解される遠因は、依然として続く男尊女卑の風潮にあるように思われる。
陰影に富んだ世界があったにもかかわらず、それに触れる歴史教科書はまず見当たらない。
本書は江戸時代の女性芸能の成立と盛衰について記述するものである。
◆目次◆
プロローグ 江戸時代の女性芸能者
第I章 踊子の誕生
第II章 歌舞伎舞踊・音楽の大衆化
第III章 踊子から芸者へ
第IV章 吉原の廓芸者
第V章 芸者の盛衰
エピローグ 明治初期の国際女優
◆著者略歴◆
赤坂治績(あかさか・ちせき)
1944年山梨県生まれ。
江戸文化研究家、演劇評論家。
劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。
歌舞伎、浮世絵をはじめ江戸文化を中心に著述。
『完全版 広重の富士』(集英社新書ヴィジュアル版)、『江戸の経済事件簿 地獄の沙汰も金次第』(集英社新書)、『団十郎とは何者か 歌舞伎トップブランドのひみつ 』(朝日新書)、『江戸っ子と助六』(新潮新書)、『ことばの花道―暮らしの中の芸能語』(ちくま新書)、『歌舞伎ことばの辞典』(講談社)など著書多数。
上記内容は本書刊行時のものです。