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出版者情報
活劇映画と家族
発行:講談社
新書判
176ページ
定価
840円+税
- 書店発売日
- 2021年7月14日
- 登録日
- 2021年6月23日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
書評掲載情報
2021-09-11 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三浦雅士(評論家) |
2021-08-21 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2021-08-21 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
巨匠筒井康隆が書き下ろす『活劇映画と家族』は文化と人間性を考察する意欲作である。
筒井氏が長い時間をかけて見続けてきた活劇映画には、ロマンと家族愛とアクションが織り込まれ、究極の娯楽であり、また人間模様が明確に打ち出されていると氏は断言する。
本書は新書の枠を超えて、混乱の第2次世界大戦前夜から復興の時を迎えた映画全盛期につくり出された活劇映画の魅力と溢れるヒューマニティを痛快に描きつくす氏の集大成となる作品である。
ハンフリー・ボガードやジョン・ウエイン、ジェームズ・キャグニーなどの主演男優、キャサリン・ヘップバーン、ローレン・バコールら主演女優のみならず脇役陣の多彩な魅力にも触れつつ、ハワード・ホークス、ジョン・ヒューストンなど監督の魅力にも迫る視点も独特で、まさに巨匠の傑作である。
目次
家族と疑似家族
一 「白熱」「血まみれギャング・ママ」「前科者」
二 ハワード・ホークス監督「ハタリ!」の疑似家族
三 ジョン・ヒューストンに始まるボギーの一族
四 西部劇の兄弟
上記内容は本書刊行時のものです。