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人間とは何か 偏愛的フランス文学作家論 中条 省平(著/文) - 講談社
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人間とは何か 偏愛的フランス文学作家論 (ニンゲントハナニカ ヘンアイテキフランスブンガクサッカロン)

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発行:講談社
四六変型判
610ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-06-520899-1   COPY
ISBN 13
9784065208991   COPY
ISBN 10h
4-06-520899-8   COPY
ISBN 10
4065208998   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月31日
最終更新日
2020年9月7日
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書評掲載情報

2020-12-12 毎日新聞  朝刊
評者: 辻原登(作家)
2020-11-14 毎日新聞  朝刊
評者: 三浦雅士(評論家)
2020-10-18 読売新聞  朝刊
評者: 鈴木洋仁(東洋大学研究助手、社会学者)
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紹介

文学がすべてを教えてくれた。
サド、ボードレール、フローベール、ランボー、プルースト、カミュ……。
自身の文学遍歴=「文学による感情教育」を語りつつ、フランス文学史を彩る31名を通して、人間精神の多彩な運動の軌跡を描き出すエッセイ的評論。

〈目次〉

1 サド――悪について
2 ラクロ――心のメカニズムについて
3 カザノヴァ――自由について
4 コンスタン――愛の不可能性について
5 スタンダール――誠実さについて
6 バルザック――誘惑について
7 メリメ――情熱について
8 ボードレール――自意識について
9 フローベール――夢想について 
10 ロートレアモン――反抗について
11 ヴェルレーヌ――感傷について
12 ランボー――自己の超越について
13 ヴェルヌ――冒険について
14 バルベー・ドールヴィイ――文学的欲望について
15 ゾラ――食について
16 モーパッサン――恐怖について
17 ユイスマンス――デカダンスについて
18 リラダン――観念について
19 プルースト――人生と芸術について
20 ジッドー――小説について
21 コクトー――虚偽について
22 ラディゲ――倫理について
23 セリーヌ――絶望について
24 アルトー――狂気について
25 ブルトン――ユーモアについて
26 バタイユ――エロティシズムについて
27 カミュ――不条理について
28 ジュネ――言葉の魔術について
29 マンディアルグ――幻想について
30 ヴィアン――反人間主義について
31 マンシェット――ニヒリズムについて



著者プロフィール

中条 省平  (チュウジョウ ショウヘイ)  (著/文

1954年生まれ。81年、学習院大学フランス文学科卒業。84―88年、フランス政府給費留学生としてパリに滞在。87年、パリ第十大学第三期文学博士号取得。88年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得修了。現在、学習院大学文学部フランス語圏文化学科教授。専攻は19世紀のフランス小説。マンガ、映画、ジャズ、日本文学にも造詣が深い。著書に『最後のロマン主義者――バルベー・ドールヴィイの小説宇宙』『反=近代文学史』『フランス映画史の誘惑』など。訳書にペナック『人喰い鬼のお愉しみ』、ボバン『いと低きもの』、マンディアルグ『すべては消えゆく』、キュニー『ギル・エヴァンス音楽的生涯』、マンシェット『眠りなき狙撃者』『愚者が出てくる、城寨が見える』、グルニエ『フィッツジェラルドの午前三時』、バルベー・ドールヴィイ『悪魔のような女たち』『デ・トゥーシュの騎士』、バタイユ『マダム・エドワルダ/目玉の話』、ラディゲ『肉体の悪魔』、ジュネ『花のノートルダム』、ロブ=グリエ『消しゴム』、ルナール『にんじん』など。共訳書にコクトー『恐るべき子供たち』、ジッド『狭き門』(ともに中条志穂と共訳)など。

上記内容は本書刊行時のものです。