..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
精日 加速度的に日本化する中国人の群像
発行:講談社
新書判
240ページ
定価
860円+税
- 書店発売日
- 2019年1月19日
- 登録日
- 2018年12月6日
- 最終更新日
- 2019年4月12日
書評掲載情報
2019-03-10 |
読売新聞
朝刊 評者: 加藤徹(明治大学教授、中国文化学者) |
MORE | |
LESS |
紹介
サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち、旧日本軍の軍服を着てコスプレを楽しむ北京の青年、日本映画を研究する共産党員……特権階級の人たちの中国を「あなたの国」と呼ぶ中国人はアイデンティティを失い、いま日本の磁力に引かれている。そうした中国人たちの生の声を、北京、上海、そして日本で取材し、決して画一的ではない中国人の日本観を示す企画。「精日」を通じて現代中国の全てが分かる!
権力固めに目途がついた習近平は、満を持して日中友好に路線を変更した。しかしそれ以前の中国には、既に「精神的日本人=精日」と呼ばれる人たちが大量に発生していた。そんな時代的な背景も作用していたのだ。
サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち、旧日本軍の軍服を着てコスプレを楽しむ北京の青年、日本映画を研究する共産党員……特権階級の人たちの中国を「あなたの国」と呼ぶ中国人はアイデンティティを失い、いま日本の磁力に引かれているのだ。
――そうした中国人たちの生の声を、北京、上海、そして日本で取材し、決して画一的ではない中国人の日本観を示す企画。「精日」を通じて現代中国の全てが分かる!
目次
まえがき――「反日」を覆す新中国人の実態
第1章 「精日」の時代背景
第2章 「精日」の精神的祖国
第3章 「精日」の百人百様
第4章 共産党から見た「精日」と日本
終 章 「精日」に対し日本人は
上記内容は本書刊行時のものです。