..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
アメリカの影
発行:講談社
文庫判
400ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2009年9月
- 書店発売日
- 2009年9月11日
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2021-06-12 |
毎日新聞
朝刊 評者: 橋爪大三郎(社会学者) |
2020-11-21 | 日本経済新聞 朝刊 |
2013-08-25 |
日本経済新聞
評者: 井上寿一(歴史学者) |
MORE | |
LESS |
紹介
戦後日米関係の根底を問う鮮烈なるデビュー作。江藤淳の『成熟と喪失』および一連の占領研究を精細に追跡することで、彼の戦後言説空間への強烈な批判意識とその背後に隠されたアメリカへのナイーブな思いとの落差に、戦後社会の変容を読み解き、また、原爆投下を可能とした<無条件降伏>という思想それ自体を問うことで、日米関係の<原質>に迫る。文学者としての鋭い直観と斬新な視座から日本の戦後をとらえ直した。
戦後日本とアメリカを根底から問う野心作。
高度成長下の日米関係から、原爆投下、無条件降伏、占領下の新憲法制定など、戦後日本の原点へと遡行し、その精神の構造を鮮やかに提示した、著者の第一評論集。
上記内容は本書刊行時のものです。