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日本人の肖像二宮金次郎 岩井 茂樹(著/文) - 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
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【利用可】

日本人の肖像二宮金次郎 (ニホンジン ノ ショウゾウ ニノミヤ キンジロウ)

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縦200mm
235ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-04-702145-7   COPY
ISBN 13
9784047021457   COPY
ISBN 10h
4-04-702145-8   COPY
ISBN 10
4047021458   COPY
出版者記号
04   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2010年2月
登録日
2016年10月15日
最終更新日
2016年10月15日
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書評掲載情報

2019-03-23 日本経済新聞  朝刊
評者: 井上章一(風俗史家)
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紹介

かつてどの小学校の校庭にも置かれていた二宮金次郎像。薪を背負い読書しながら歩く姿は、江戸期に狩野派が中国の朱買臣の図像を取り入れたものだった。幸田露伴が『二宮尊徳翁』の口絵で、朱買臣の図像と苦学する金次郎の姿を結びつける。その後、富山の薬売りのおまけである「売薬版画」や広告の題材に使われ、金次郎のイメージは一気に全国に広がっていった。出世より努力を体現する二宮金次郎は、庶民にとって新しい理想像となり、国家にとっても重要な意味をもつことになる。金次郎像に秘められた意外なイデオロギーを鋭く描き出す。

目次

第1章 金次郎誕生
第2章 金次郎のモデルは誰か
第3章 手本は中国、朱買臣
第4章 金次郎像の変容
第5章 隠されたイデオロギー
終章 肖像画としての金次郎

上記内容は本書刊行時のものです。