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中国古代史 司馬遷「史記」の世界 渡辺 精一(著/文) - KADOKAWA
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中国古代史 司馬遷「史記」の世界 (チュウゴクコダイシ シバセン「シキ」ノセカイ) 一般文庫版

文庫
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文庫判
560ページ
定価 1,240円+税
ISBN
978-4-04-400529-0   COPY
ISBN 13
9784044005290   COPY
ISBN 10h
4-04-400529-X   COPY
ISBN 10
404400529X   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0122  
0:一般 1:文庫 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年9月25日
書店発売日
登録日
2019年9月2日
最終更新日
2022年11月24日
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書評掲載情報

2019-10-12 日本経済新聞  朝刊
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紹介

神話の時代から前漢までの歴史を綴る『史記』は、単なる事実の列記に留まらない。孔子、始皇帝、項羽、劉邦――司馬遷が示す人物像は、ときに我々の抱くイメージをくつがえす。そして苦悩や葛藤を抱え、悩みながら行動するその姿は、長所短所や善悪功罪の両面を併せ持っている。しかしだからこそ、いつの時代も読む者に深い感慨を与えてやまない。『史記』の人物描写にもとづいて、中国古代の世界を、100の物語で解き明かす。

目次

はじめに
『史記』と司馬遷

神話から人間の時代へ

一 伝説の時代
1 有巣氏
2 燧人氏
3 庖犧氏(伏犧氏)
4 女カ氏
5 神農氏

二 聖王の時代
6 黄帝
7 センギョク
8 帝コク
9 堯
10 舜

三 夏王朝
11 禹
12 啓
13 夏の諸帝たち
14 桀
15 夏の滅亡

四 殷王朝
16 湯王
17 伊尹
18 太甲の追放と復帰
19 殷の中興
20 武丁と傳説
21 無道の王武乙
22 紂王の悪逆
23 微子と箕子と比干

周から春秋戦国時代へ

五 周王朝
24 文王と武王
25 周公と召公
26 太公望
27 伯夷と叔斉
28 レイ王と幽王
29 周王朝の衰退
30 周の滅亡

六 覇者の時代
31 斉の桓公
32 管仲
33 晋の文公
34 楚の荘王
35 呉王闔閭
36 越王勾踐
37 范蠡と伍子胥

七 諸子百家の時代
38 孔子
39 老子
40 荘子
41 孟子
42 荀子
43 墨子
44 孫子
45 商子
46 韓非子

八 キョウ客の世界
47 孟嘗君
48 平原君
49 信陵君
50 春申君

九 遊説の士
51 蘇秦
52 張儀
53 范雎
54 蔡沢

十 武将の運命
55 白起
56 王翦
57 廉頗
58 楽毅

十一 忠臣の末路
59 屈原
60 賈誼

統一王朝の成立

十二 天下統一
61 秦の歴史
62 樗里子
63 穰侯魏ゼン
64 始皇帝の生い立ち
65 呂不韋
66 ケイ軻
67 李斯
68 趙高
69 扶蘇と蒙恬
70 胡亥と子嬰
71 徐福
72 陳渉と呉広

十三 項羽と劉邦
73 項羽の登場
74 劉邦の登場
75 張良
76 樊カイ
77 韓信の登場
78 彭越
79 黥布
80 陳平
81 蕭何
82 張蒼
83 垓下の戦い
84 項羽の敗因

十四 前漢建国
85 韓信の最期
86 季布と朱家
87 欒布
88 呂后と呂氏の乱
89 周勃
90 呉楚七国の乱
91 無塩氏

十五 武帝の時代
92 武帝の登場
93 衛青
94 霍去病
95 季広
96 匈奴
97 李陵
98 司馬遷、宮刑に処せられる
99 戻太子そして季夫人
100 司馬遷の眼

『史記』の登場人物名の不思議
楊ウン『史記』を世に広めた男
『史記』関係年表

著者プロフィール

渡辺 精一  (ワタナベ セイイチ)  (著/文

1953年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター、早稲田大学エクステンションセンター講師などをつとめた。著書に『三国志40人の名脇役』(二玄社)、『三国志人物事典』(講談社)、『1分間でわかる「菜根譚」』(三笠書房)、『素書』(明徳出版社)、監修に『知れば知るほど面白い「その後」の三国志』(実業之日本社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。