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木曜日の子ども 重松 清(著/文) - KADOKAWA
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木曜日の子ども

四六判
424ページ
定価 1,700円+税
ISBN
9784041028322
Cコード
C0093
一般 単行本 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年1月31日
書店発売日
登録日
2018年12月26日
最終更新日
2019年1月24日
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書評掲載情報

2019-03-10 産經新聞  朝刊

紹介

「世界はこんなに弱くてもろくて、滅ぼすなんて簡単なんだってことを……ウエダサマが教えてくれたんですよ」

7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。
結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。
前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。
この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れる――世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。
やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。
一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。
そして再び、「事件」は起きた――。


【興奮と絶賛の声、続々!】

サスペンスがみなぎり、どんでん返しもある。いままでにない熱量に充ちた大胆な設定、叩きつけるような何ともエモーショナルな筆致。強烈な傑作である。(本の旅人2月号より)
――池上冬樹(文芸評論家)

日常の闇をのぞき込むような重くて深い物語に、何度となく立ち止まっては、そのたびに胸がざらついた。この恐るべき小説は、まるで私たち近未来の「黙示録」のようである。
――奥野修司(ジャーナリスト・ノンフィクション作家)

わかりやすい物語ばかりが広がる日本社会にあって、懸命に生きることを肯定する小説を世に送り出す。それ自体が一つの批評となっていると言えないだろうか。
――石戸諭(記者・ノンフィクションライター)

この本は世に出ていいのか? と思う程、心底恐しかった。超然たるリアリティで、じわじわと読み手の心にリンクして迫ってくる。心理描写がモンスター級の小説!!
――うさぎや 矢板店 山田恵理子


目次

第一章  事件
第二章  面影
第三章  気配
第四章  最初の事件
第五章  メモ
第六章  噂
第七章  週末
第八章  七年前
第九章  第二の事件
第十章  約束された土地
第十一章 終わりの始まり
第十二章 世界の終わりにたたずむ者
第十三章 愚か者の涙

著者プロフィール

重松 清  (シゲマツ キヨシ)  (著/文

1963年岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。話題作を次々に刊行する傍ら、ライターとしても活躍。『疾走』『定年ゴジラ』『きよしこ』『とんび』『流星ワゴン』『かあちゃん』『きみ去りしのち』『赤ヘル1975』『ファミレス』『どんまい』など、多数の著書がある

上記内容は本書刊行時のものです。