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わかりやすさの罪
発行:朝日新聞出版
四六判
重さ 320g
280ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2020年7月30日
- 書店発売日
- 2020年7月7日
- 登録日
- 2020年5月23日
- 最終更新日
- 2020年7月2日
書評掲載情報
2021-07-10 |
朝日新聞
朝刊 評者: トミヤマユキコ(東北芸術工科大学講師・ライター) |
2020-08-08 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
“わかりやすさ”の妄信、あるいは猛進が、私たちの社会にどのような影響を及ぼしているのだろうか。「すぐにわかる!」に頼り続けるメディア、ノウハウを一瞬で伝えたがるビジネス書、「4回泣ける映画」で4回泣く人たち……。「どっち?」との問いに「どっちでもねーよ!」と答えたくなる機会があまりにも多い日々。私たちはいつだって、どっちでもないはず。納得と共感に溺れる社会で、与えられた選択肢を疑うための一冊。はじめに1 「どっちですか?」の危うさ2 「言葉にできない」3 要約という行為4 「2+3=○」「○+○=5」5 勝手に理解しないで6 理解が混雑する7 「一気にわかる!」必要性8 人心を1分で話すな9 なぜそこで笑ったのか10 なぜ笑うのか、なぜ笑えないのか11 全てを人に届ける12 説明不足13 「コード」にすがる14 ノイズを増やす15 4回泣けます16 コーヒーを吹くかもしれない17 深いって何だろう18 見せかけの優位19 偶然は自分のもの20 わざと雑にする21 そんなこと言ってないのに22 自分に迷わない人たち23 みんなで考えすぎ24 人はいつもぐちゃぐちゃおわりに コロナ禍の「わかりやすさ」の中で
上記内容は本書刊行時のものです。