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いちにち,古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ11mm
重さ 174g
266ページ
定価
900円+税
- 初版年月日
- 2023年1月20日
- 書店発売日
- 2023年1月24日
- 登録日
- 2022年12月10日
- 最終更新日
- 2023年1月18日
書評掲載情報
2023-03-18 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2023-03-18 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 山本淳子(京都先端科学大学教授) |
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紹介
誰にも等しく訪れる一日という時間を、見ぬ世の人々はいかに過ごしていたのだろう。暁の別れを描いた『源氏物語』。白昼堂々と跋扈する不気味な強盗。夕暮れに感じる人の命のはかなさ。月や夜景を愛でるこころ。──古典文学のなかの「とき」に眼を凝らし、そこに息づく人々の生きざまや感性を活写する。時を駆ける古典入門!
目次
まえがき
Ⅰ─あさ
鶏が鳴く
暁の別れ
暁は救済のとき
あのひとの・あさ─藤原師輔、出勤す
Ⅱ─ひる
昼食の風景
昼寝の姫君
白昼堂々
あのひとの・ひる─通り過ぎるする男
Ⅲ─ゆう
夕日を観る
彼は誰そ時
夕べは白骨となる
あのひとの・ゆう─高倉院の憂鬱
Ⅳ─よる
葬送の夜
月の顔を見るなかれ
雪と夜景の発見
あのひとの・よる─ある夜の事件
Ⅴ─まよなか
火影が映し出すもの
離魂病と飛ぶもの
こわい嫁入り
あのひとの・まよなか─「鬼」のいる時間
読書案内
図版出典一覧
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。