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『失われた時を求めて』への招待 吉川 一義(著/文) - 岩波書店
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書店員向け情報

9784004318842
岩波新書 新赤版 1884

『失われた時を求めて』への招待

新書
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発行:岩波書店
新書判
縦173mm 横107mm 厚さ12mm
重さ 186g
286ページ
定価 880円+税
ISBN
978-4-00-431884-2   COPY
ISBN 13
9784004318842   COPY
ISBN 10h
4-00-431884-X   COPY
ISBN 10
400431884X   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0298
一般 新書 外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年6月18日
書店発売日
登録日
2021年5月10日
最終更新日
2021年6月15日
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書評掲載情報

2021-09-11 毎日新聞  朝刊
評者: 鹿島茂(仏文学者)
2021-08-07 朝日新聞  朝刊
2021-08-01 読売新聞  朝刊
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紹介

岩波文庫版『失われた時を求めて』(全14冊)の完訳を達成したプルースト研究第一人者が作品の核心に迫る解説書。この不世出の大長編は、なにを、どのように語った作品なのか。全体の構成、特長、勘所を分かりやすく読み解く。魅惑の読書体験へといざない、全篇読破に挑戦する人には力強い羅針盤となるスリリングな一冊。

目次

はしがき
『失われた時を求めて』の構成
『失われた時を求めて』の主な登場人物と架空地名

第1章 プルーストの生涯と作品
 1 プルーストの生涯
 2 初期作品――――『楽しみと日々』、『ジャン・サントゥイユ』、ラスキン翻訳
 3 『サント=ブーヴに反論する』から『失われた時を求めて』へ

第2章 作中の「私」とプルースト――一人称小説の狙い
 1 『失われた時を求めて』の「私」はプルーストなのか
 2 主人公の「私」はなぜ影の薄い人間なのか
 3 語り手の「私」に寄りそう作者プルースト

第3章 精神を描くプルースト――回想、印象、比喩
 1 『失われた時を求めて』はすべて「私」の回想談
 2 マドレーヌ体験の意味――無意志的記憶とはなにか
 3 印象の記述になぜ比喩が多用されるのか

第4章 スワンと「私」の恋愛心理
 1 「スワンの恋」はなぜ必要なのか
 2 「私」のジルベルトとアルベルチーヌへの恋
 3 スワンと「私」に内在する分身の声

第5章 無数の自我、記憶、時間
 1 恋愛における無数の自我
 2 自我はつねに無数
 3 記憶と時間

第6章 「私」が遍歴する社交界
 1 ゲルマント公爵夫妻のサロン
 2 本作品における社交サロンの意味
 3 全篇の中心を占める祖母の病気と死

第7章 「私」とドレフュス事件および第一次大戦
 1 ドレフュス事件はいかに語られるか
 2 第一次大戦はいかに語られるか
 3 社会はなにゆえ変容するのか

第8章 「私」とユダヤ・同性愛
 1 「私」とユダヤ人
 2 「私」と「ソドムとゴモラ」
 3 ソドムとゴモラの「結合」

第9章 サドマゾヒズムから文学創造へ
 1 ソドムとゴモラにまつわるサドマゾヒスト
 2 『失われた時を求めて』に頻出するサドマゾヒスト
 3 文学に必要不可欠なサドマゾヒズム

第10章 「私」の文学創造への道
 1 登場人物たちの愛する文学・芸術
 2 三人の架空芸術家
 3 『失われた時を求めて』の照射するもの

あとがき
【地図】プルーストと『失われた時を求めて』のパリ
『失われた時を求めて』年表/プルースト略年譜
主要文献案内
図版出典一覧

上記内容は本書刊行時のものです。