- ISBN
- 9784000614368
- Cコード
-
C0037
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一般 単行本 教育
- 初版年月日
- 2020年11月17日
- 書店発売日
- 2020年11月19日
- 登録日
- 2020年10月10日
- 最終更新日
- 2020年11月13日
書評掲載情報
2021-02-21 |
産經新聞
朝刊 評者: 苫野一徳(熊本大学准教授) |
紹介
世の中が凄まじい速度で変化し、「答えのない時代」に突入した中、未来を生きる子供は何を学び、教師や保護者は何を教えるべきなのか。ノーベル賞受賞者による根源的な教育目的再考から、AIの活用や世界基準の教師・授業YouTuberなどの教育イノベーターの取り組みまで、未来志向の教育潮流を導き出す。
目次
はじめに
Ⅰ 教育の先にある未来
#01 野依良治
人類は進歩し続けなければならない――ノーベル賞受賞者が語る教育の究極の役割
#02 ブレイディみかこ
「誰かの靴を履いてみる」こと――多様な社会を生きるための想像力
Ⅱ 学校のイノベーション
#03 日野田直彦
2050年を生きるための教育――「世界を救う勇者」を育成したい
#04 中原 淳
アクティブな学びは組織が生み出す――学校と社会を「見える化」でつなぐ
#05 遠藤直哉
進学校でも受験向け授業はしない――福島を教育で復興させる意志
#06 木村泰子
「教員の学校」を断捨離――全ての主語を子供に変える
#07 鈴木大裕
「成功」「幸せ」の価値観を変える――米国の失敗から学ぶ教育改革への道筋
Ⅲ 近未来の教育
#08 山口文洋
スタディサプリが変える教師像――教える人から学びの伴走者へ
#09 神野元基
進度2倍、AI型教材キュビナの衝撃――問い直される授業と学び
#10 宮口幸治
学校でしか救えない子どもたち――少年院から生まれたコグトレの可能性
#11 郄橋一也×堀尾美央×正頭英和
Think Globally, Act Locally――グローバル・ティーチャーが語る世界の最前線
Ⅳ ポストコロナの学校像
#12 平川理恵
コロナ危機で問われる学校の本質――ピンチをチャンスに変える思考
#13 新井紀子
読解力低下を「読み解く」――いま求めるべきは自学自習できる力
#14 葉 一
YouTube が変える学校――100万人の視聴者が求める未来の学び
おわりに
記者紹介/企画・制作協力/撮影/初出