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愛国の構造 将基面 貴巳(著/文) - 岩波書店
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愛国の構造

発行:岩波書店
A5判
352ページ
定価 4,700円+税
ISBN
9784000613545
Cコード
C0031
一般 単行本 政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年5月30日
最終更新日
2019年7月18日
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書評掲載情報

2019-09-08 読売新聞  朝刊
評者: 鈴木洋仁(東洋大学研究助手、社会学者)

紹介

国家が「愛国」の対象となったのは歴史的偶然にすぎず、人は国を愛さないこともできる。愛の対象の実相を追って、キケロ、アウグスティヌス、ヴェイユ、ミュラー、福沢諭吉、清水幾太郎など古典古代から現代までの多様な愛国論を渉猟し、愛国の構造を追究した野心作。無自覚な国家信仰を掘り崩すために。

目次

序 章 愛国という問題

第1章 愛国の系譜
 1 一七世紀以前のパトリオティズム
 2 一八世紀のパトリオティズム
 3 近代日本における「愛国」の成立
 4 パトリオティズムとナショナリズム

第2章 愛国の対象
 1 政治共同体としての祖国
 2 カントリーという概念とその周辺
 3 現代パトリオティズム論における「祖国」
 4 「祖国」の多様性

第3章 愛国的であるということ
 1 忠誠としての愛国
 2 自己犠牲としての愛国
 3 愛国的な感情
 4 現代における愛国の深層

第4章 愛国的である理由
 1 愛国的であるべきではないという主張
 2 「その国が評価基準を満たすから」という理由
 3 「自分の国だから」という理由
 4 愛国とアイデンティティ

第5章 愛国的ではないということ
 1 外国人
 2 非国民・売国奴・国賊
 3 「聖性の移転」と宗教概念の問題性
 4 現代パトリオティズム論における「愛国的ではないこと」
 5 ナショナル・アイデンティティの聖性という問題

終 章 愛国の彼方へ

 注
 参考文献
 あとがき
 人名索引・事項索引

上記内容は本書刊行時のものです。