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南の島のよくカニ食う旧石器人 藤田 祐樹(著/文) - 岩波書店
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南の島のよくカニ食う旧石器人 (ミナミノシマノヨクカニクウキュウセッキジン)

自然科学
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発行:岩波書店
B6判
148ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-00-029687-8   COPY
ISBN 13
9784000296878   COPY
ISBN 10h
4-00-029687-6   COPY
ISBN 10
4000296876   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0345  
0:一般 3:全集・双書 45:生物学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年8月3日
最終更新日
2019年8月24日
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書評掲載情報

2019-09-08 読売新聞  朝刊
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紹介

日本の人類史でもっとも古く、長く、そして謎の多い旧石器時代。何万年もの間、人々はいかに暮らしていたのか。えっ、カニですか……!? ウナギを釣り、貝のビーズでおしゃれして、旬のカニをたらふく食べる。沖縄の洞窟遺跡の膨大な遺物から見えてきた、旧石器人のなんとも優雅な生活を、見てきたかのようにいきいきと描く。

目次

はじめに
年表
地図


1 むかしばなしの始まり――人類誕生,そしてヒトは沖縄へ
 新参者の私たち/アフリカからの偉大な旅/旧石器時代のヒトと暮らしを考える/主人公はどんな姿か?/なぜか沖縄で見つかる旧石器人/港川人――1970年代の大発見/骨から考える旧石器時代/豊かな森の厳しい暮らし?/なぜ島にとどまったのか
 ◆コラム 山下町第一洞穴遺跡

2 洞窟を掘る――沖縄に旧石器人を求めて
 鍾乳洞で遺跡を探す/最初の調査,ハナンダガマ/次は武芸洞/穴があったら入りたい人たち/そしてサキタリ洞へ/カニ,カニ,カニ,カニ/掘り続ける日々/人骨が出た!?/年代測定の難しさ/おそろしく悩ましい決断/嬉しい誤算
 ◆コラム 遺物の古さを測る方法
 ◆コラム 見つけてしまったお墓

3 カニとウナギと釣り針と――旧石器人が残したもの
 沖縄で旧石器を見つけた!/またしてもカニ/貝は割れていた/旧石器人のビーズ/世界最古の釣り針発見!/釣ったはずの魚を探せ/魚の捕まえ方/食べたもの,食べられなかったもの/どうして焼けるのか/きれい好きな旧石器人?/夜の川沿いの動物たち/ヘビやトカゲも食べた!?/小動物のある食卓
 ◆コラム 魚介類を味わう人々

4 違いのわかる旧石器人――「旬」の食材を召し上がれ
 食べるべきイノシシは山ほどいる/大きなモクズガニの謎/カワニナから季節がわかる!?/黒いカワニナは焼けていた/やっぱり秋だった!/季節に合わせた採食戦略
 ◆コラム カワニナを食べる人々

5 消えたリュウキュウジカの謎
 沖縄の絶滅シカたち/ヒトが食べた証拠はないか/6000年で絶滅/島に暮らすうちに小型化?/長寿の島の長寿のシカ/そこにヒトがやってきた
 ◆コラム 石垣島の旧石器人

6 むかしばなしはまだ続く
 サキタリ洞むかしばなし/厳しい暮らし? おいしい暮らし?/石器はどうして見つからないのか/旧石器人は生き続けたか/冬になり,そしていずこへ……?


参考文献
写真提供

上記内容は本書刊行時のものです。