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ワイド版岩波文庫
エチカ
上
倫理学
発行:岩波書店
縦190mm
295ページ
価格情報なし
- ISBN
- 9784000072786
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2006年12月
- 登録日
- 2018年10月20日
- 最終更新日
- 2018年10月20日
書評掲載情報
2019-02-09 |
朝日新聞
朝刊 評者: 大澤真幸(社会学者) |
紹介
スピノザ(一六三二‐七七)は『エチカ』の中に自己の哲学思想のすべてを結集させた。典型的な汎神論と決定論のうえに立って万象を永遠の相のもとに眺め、人間の行動と感情を嘆かず笑わず嘲らず、ただひたすら理解しようと努めた。ドイツ観念論体系成立のうえに大きな役割を演じ、また唯物論的世界観のすぐれた先駆的思想である。
目次
第1部 神について
第2部 精神の本性および起源について
第3部 感情の起源および本性について
上記内容は本書刊行時のものです。