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みぎわに立って 田尻久子(著/文) - 里山社
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みぎわに立って

発行:里山社
四六変型判
176ページ
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-907497-08-8
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年2月22日
最終更新日
2019年4月25日
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受賞情報

2017年第39回サントリー地域文化賞受賞

書評掲載情報

2019-05-12 毎日新聞  朝刊

紹介

熊本には、心を休ませてくれる橙書店がある。映画の感想を伝えにくる人、泣きにくる人、北海道から葉っぱを送ってくれる人……。作家の渡辺京二、坂口恭平、詩人の伊藤比呂美、時には猫や鳩まで。チェーン店による画一化が進むなか、一人一人にやすらぎを与えてくれる熊本のカフェ兼本屋、橙書店には全国からファンが訪れる。2016 年4 月の熊本地震で、店は一部損傷。店主は新しい店舗への移転を決める。変わらぬ日常を作り出そうと静かな強い意志をもつ彼女のもとに、いつもの客が集い、新しい店で日々が始まっていく。橙書店の365 日を綴る掌編エッセイ集。(装丁:祖父江慎、根本匠 cozfish/版画:豊田直子)

「田尻さんは私たちの生が、何げない細部によってこそ充溢し輝くことを知っている。彼女のカフェ兼書店を訪ねる万象、人々はむろんのこと、風、陽光、鳩や蜂など、ほんの微細なことが書きとめられるとき、世界は変貌し生きるに値するものとなるのだ」(作家・渡辺京二)

目次

「店を営みはじめて十七年が経ちます。
お茶を淹れ、本を売り、ときに唄会や朗読会を催し日々を過ごしています。
そして、いくつもの出会いがあり、出来事があり。
出会った人、見えたもの、聴こえた声、通り過ぎたもの、
すべて記憶することはもちろん叶いません。
でも、それらは、かけらとなって私の中に堆積していき、
ひかるものとなり、あるいは消えていきます。
それを少しだけでもとりだせたらと思います。」(「まえがき」より)

著者プロフィール

田尻久子  (タジリヒサコ)  (著/文

田尻久子(たじり・ひさこ)1969 年熊本県生まれ、熊本県在住。橙書店・オレンジ店主。『アルテリ』責任編集者。会社勤めを経て01 年喫茶店orange を、08 年橙書店を開店。16 年熊本発の文芸誌『アルテリ』を創刊。17 年第39 回サントリー地域文化賞受賞。著書に『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。