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二重に差別される女たち ないことにされているブラック・ウーマンのフェミニズム ミッキ・ケンドール(著/文) - DU BOOKS
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二重に差別される女たち ないことにされているブラック・ウーマンのフェミニズム (ニジュウニサベツサレルオンナタチ ナイコトニサレテイルブラックウーマンノフェミニズム)
原書: HOOD FEMINISM

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発行:DU BOOKS
四六判
336ページ
並製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-86647-150-1   COPY
ISBN 13
9784866471501   COPY
ISBN 10h
4-86647-150-6   COPY
ISBN 10
4866471506   COPY
出版者記号
86647   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年6月23日
最終更新日
2021年8月27日
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書評掲載情報

2021-11-13 朝日新聞  朝刊
評者: 温又柔(小説家)
2021-10-30 朝日新聞  朝刊
2021-10-08 文藝  冬季号
評者: 海老原弘子
2021-09-27 クレヨンハウス通信  10月号
2021-09-20 ハーパーズバザー  11月号
評者: 治部れんげ
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紹介

あなたの「フェミニズム」は大丈夫?
主流の白人フェミニストが提唱する「シスターフッド」に対して、
BLMの時代、「ブラック・フェミニズム」からの切なる訴えとは━━?
白人女性=自分に置き換えると見えてくる、シスターフッドのあるべき姿――

●米「タイム」誌 2020年読むべき本100に選出
●ワシントンポスト 2020年注目すべきノンフィクションブックに選出
●英BBC 2020年ベスト・ブック100に選出
●NYタイムズ ベストセラーリスト10週間ランクイン

「教育を受け、安定した職業に就く日本のフェミニストが本書を手に取って読むと居心地の悪さを感じる記述が少なくないだろう。ただし、目を逸らさずに『白人女性』
『主流派のフェミニスト』への批判を自分に置き換えながら読み進めてほしい。」
━━治部れんげ(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)

主な内容
・連帯はいまだに白人女性のためのもの ホワイト・フェミニズムの罪――中・上流階級の白人
女性以外を排除するフェミニズムとは
・銃による暴力 セイ・ハー・ネーム――銃に命を奪われた黒人女性たちにも名前はあった
・#FASTTAILEDGIRLSと自由 レイプ・カルチャーへの抵抗――被害者非難より加害者にならない教育を
・降り注ぐ家父長制 コミュニティーに内在する家父長制の害――白人カルチャーを模倣した根深い性差別
との闘い
・〇〇にしては、かわいい コミュニティーの内外に存在するカラリズムとテクスチュアリズム――
白人至上主義の美学
・恐怖とフェミニズム ホワイト・フェミニズムよ、白人至上主義の家父長制から抜け出し、異人種への恐怖を
手放して、全女性のために立ち上がれ
・人種と貧困と政治 投票権は民主主義の柱である 万人のために確約せよ
・教育 教師によるいじめ、学校から刑務所へのパイプライン、常駐警官への依存を断ち切る
・アライ、怒り、共犯者 ホワイト・フェミニズムはプラットフォームと人的・物的資源を差し出して、真の支援を


「ミッキ・ケンダルはフェミニストたち――特に白人フェミニスト――に書状を突きつけた。ムーブメントの担い手である我々が記憶にとどめるべき人種差別の歴史と、インターセクショナルな視点及び人種差別反対主義に焦点を当て、前進する必要性を訴えている
――ダイアナ・アンダーソン、『Problematic』著者

「『フッド・フェミニズム』〔原題〕はフェミニスト必読の1冊だ。メインストリームのフェミニスト・ムーブメントの欠陥を問いただし、黒人女性たちについて知るべき知識を提供している。ケンダルはアイデンティティーの多くの交差点に巧みにスポットライトを当て、怒りの美しさとパワーを示している」
――エリカ・L・サンチェス、『I Am Not Your Perfect Mexican Daughter』著者

「ミッキ・ケンダルの本は、こんにちのフェミニストたちにアクションを起こせと呼び掛けている。わたしは本書で動かしがたい事実と説得力に富む議論を学び、極めて重要な闘いに挑む準備ができた。『フッド・フェミニズム』〔原題〕は万人が読むべき1冊だ」
――ガブリエル・ユニオン、『We’re Going to Need More Wine』著者

「経済について語る前に、誰もが1年間サービス産業に従事すべきだ。それと同じく、白人のレディは、フェミニズムを語る前に全員この本を読むべきだ。本書に書かれた言葉は真実である」
――リンダ・ティラド、『Hand to Mouth』著者

著者プロフィール

ミッキ・ケンドール  (ミッキケンドール)  (著/文

ライター、講演家、ブロガー。彼女の論説は米「『ワシントン・ポスト』」「『ボストン・グローブ』」や英「『ガーディアン』」各紙、米「『タイム』」「『Salon』」「『Ebony』」「『Essence』」各誌をはじめ、さまざまなメディアに掲載されている。米NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)の「『Tell Me More』」、衛星テレビ局アルジャジーラの「『The Listening Post』」、英BBCの「『Woman’s Hour』」にも出演し、人種、フェミニズム、シカゴで発生する暴力、科学技術、ポップ・カルチャー、ソーシャル・メディアについて自論を展開。全米各地の大学でも講演を行なっている。SF・ファンタジー作品が対象のローカス賞候補となったアンソロジー『Hidden Youth(隠された青春)』を共同編集。ヒューゴー賞編集者部門候補の「『Fireside Magazine』」の一員でもある。軍を退役したあと、家族とともにシカゴ在住。

上記内容は本書刊行時のものです。