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ハイジャック犯をたずねて
スリランカの英雄たち
発行:彩流社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ20mm
重さ 281g
296ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年9月
- 書店発売日
- 2021年9月13日
- 登録日
- 2021年7月21日
- 最終更新日
- 2021年9月7日
書評掲載情報
2022-01-15 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
商社マンだった私は、海外出張の帰り、ハイジャックに遭遇、
無事に生還したが、30年以上の後、その犯人セパラを捜し出すことが
出来、スリランカに会いに行った。そして交友を続ける中、事件後、
英雄となっていた犯人の半生を知り、図らずも、スリランカの複雑な歴史
と社会構造が炙り出されることとなり、このノンフィクションを上梓する
こととなった。
シンハラ人とタミル人の血で血をあらう凄惨な殺戮・テロ・内戦が
長年にわたり続いたスリランカ。2009年、分離独立を掲げて
武装闘争を繰り広げたLTTE(タミル・イーラム解放のトラ)の
北部支配地域をスリランカ政府軍が武力制圧することで内戦が終結した
とされている。
1983年、のちに「暗黒の7月」と呼ばれる
スリランカ全土を巻き込んだ大騒動から内戦が始まったとされるが、
背景には、かつての植民地の影響や、
複数の民族・言語・宗教・カーストなど、複雑な歴史的・社会的な事情
が存在した。著者の遭遇したハイジャック事件は、このような背景が
ありながらも、ちょっと変わった理由で起きたのである。
上記内容は本書刊行時のものです。