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人生の終わりに学ぶ観想の智恵 コーシン・ペイリー・エリソン(編) - 北大路書房
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人生の終わりに学ぶ観想の智恵 (ジンセイノオワリニマナブカンソウノチエ) 死の床で目覚めよという声を聞く (シノトコデメザメヨトイウコエヲキク)
原書: AWAKE AT THE BEDSIDE: Contemplative Teachings on Palliative and End-of-Life Care

哲学・宗教
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発行:北大路書房
四六判
464ページ
上製
価格 4,800円+税
ISBN
978-4-7628-3132-4   COPY
ISBN 13
9784762831324   COPY
ISBN 10h
4-7628-3132-8   COPY
ISBN 10
4762831328   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月20日
書店発売日
登録日
2020年9月9日
最終更新日
2020年10月30日
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書評掲載情報

2021-08-23 心理臨床学研究  第39巻第2号
評者: 安藤美華代 氏(岡山大学)
2021-06-15 家族療法研究    Vol.38 No.1
評者: 吉野淳一氏(日本医療大学)
2021-01-17 緩和ケア    第31巻第1号
評者: Book Selection
2021-01-01 月刊住職     2021年1月号
評者: 仏教関連書籍・新刊レビュー
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紹介

ニューヨーク禅センターを設立した僧侶、コーシン師らが編んだ「死」と「看取り」についてのエッセイ集。マインドフルネスを含む東洋思想から、シシリー・ソンダースやエリザベス・キューブラー・ロス、ノーベル文学賞受賞者のデレク・ウォルコットまで、珠玉の論考26本と詩28本で構成。文学・文芸と医療が融合したビブリオセラピー。ホスピスや終末医療に関わるすべての人、必読の書。

■推薦の言葉
“素晴らしい! 死に向かう際の完全なる関与、思いやり、智恵の表裏を探求するための必須の宝を、よくぞ一冊にまとめたものだ”
――『マインドフルネスストレス低減法』の著者,ジョン・カバットジン 

“他人を思いやる温かい気持ちを育てることで、自然と心は安らぎます。『人生の終わりに学ぶ観想の智恵:死の床で目覚めよという声を聞く』は、このような愛と思いやりの心の発達をサポートします”――ダライ・ラマ14世法王

■本書の主な目次
【詩】「無題」…固山一鞏
第1章 重い病いのケアを変革する……ダイアン・メイヤー
第2章 私と共に目を覚ましていなさい──聖クリストファー・ホスピスの設立……デイム・シシリー・ソンダース
【詩】「約束」,「門」,「三日間」,「最後のとき」,「生きている者がすること」……マリー・ハウ
第3章 マインドフルネスは片手間仕事ではない──認知症、花、そして注意……イッサン・ドーセイ
第4章 未完の仕事、自分が知っているということをどのように知るか……エリザベス・キューブラー・ロス
第5章 ダルマビジョンを創る……アニェン・リンポチェ
【詩】「幸運」,「薬」……トニー・ホーグランド
第6章 神の使者たちとの出会い……菩提比丘
第7章 癒しとなる出会い──お互いの「あいだ」に生じるスペースでの出会い……ジュディ・リーフ
【詩】「病院の歌」,「病院の創作ワークショップ」……ラファエル・カンポ
第8章 戒を拠り所とする──難しい判断を行い、結果を受け入れ、眠れなくならないようにする方法……クレイグ・D・ブリンダーマン
第9章 瞑想の練習──死ぬことの練習……ジョセフ・ゴールドスタイン
【詩】「体を洗う」……ニック・フリン
第10章 死のメタファーを見直す……ラム・ダス
第11章 影を認める……ロドニー・スミス
【詩】「無題」……柄井川柳
第12章 自分がすでに現成している菩薩になること(そしてそれを保つこと)……マイケル・カーニー&ラドリ・ワイニンガー
【詩】「診察」,「あとの体」,「無題」……ジェイソン・シンダー
第13章 ヒリヒリするところ……ノーマン・フィッシャー
【詩】「愛につぐ愛」……デレク・ウォルコット
第14章 ほどよい死……ジョシュア・ブライト
第15章 死にゆく人そして死者へのスピリチュアルケアに対するテーラワーダのアプローチ……ギル・フロンスダール
【詩】「ぼくに触れて」,「通過」,「層」……スタンリー・クニッツ 
第16章 単なる医学的な事象以上のこと……カースティン・ディレオ
第17章 私たちの本当の家……アチャン・チャー
【詩】「わたしの死の記念日のために」,「離れること」……W・S・マーウィン
第18章 明日まで待つな──死と死にゆくことについての六つの瞑想……スティーヴン・レヴァイン&オンドレア・レヴァイン
【詩】「無題」……宮部寸七翁
第19章 思いやりのレッスン……ベッツィー・マグレガー
【詩】「お椀」,「鳥の翼」,「旅の宿」……ルーミー
第20章 第三の使い──死は不可避なり……ラリー・ローゼンバーグ
第21章 最後のキス……フェルナンド・コーガン・カワイ
第22章 波長を合わせる──慈悲の瞑想……フランク・オスタセスキ
【詩】「亀、白鳥」,「抱擁」 ……マーク・ドーティ
第23章 別れの静けさの中で……ロバート・コドー・キャンベル
第24章 患者が危機を脱するのを見る、四つのストーリー……レイチェル・ナオミ・リーメン
【詩】「優しさ」……ネオミ・シーハブ・ナイ
第25章 いのちとは何かを見出す……原田正道
第26章 元気な姿を想像する……アイラ・バイアック

目次

はしがき
はじめに



【詩】「無題」…固山一鞏

第1章 重い病いのケアを変革する……ダイアン・メイヤー(Diane Meier)

第2章 私と共に目を覚ましていなさい──聖クリストファー・ホスピスの設立……デイム・シシリー・ソンダース(Dame Cicely Saunders)

【詩】「約束」……マリー・ハウ(Marie Howe)
【詩】「門」……マリー・ハウ(Marie Howe)
【詩】「三日間」……マリー・ハウ(Marie Howe)
【詩】「最後のとき」……マリー・ハウ(Marie Howe)
【詩】「生きている者がすること」……マリー・ハウ(Marie Howe)

第3章 マインドフルネスは片手間仕事ではない──認知症、花、そして注意……イッサン・ドーセイ(Issan Dorsey)

第4章 未完の仕事、自分が知っているということをどのように知るか……エリザベス・キューブラー・ロス(Elisabeth Kübler-Ross)

第5章 ダルマビジョンを創る……アニェン・リンポチェ(Anyen Rinpoche)

【詩】「幸運」……トニー・ホーグランド(Tony Hoagland)
【詩】「薬」……トニー・ホーグランド(Tony Hoagland)

第6章 神の使者たちとの出会い……菩提比丘(Bhikkhu Bodhi)

第7章 癒しとなる出会い──お互いの「あいだ」に生じるスペースでの出会い……ジュディ・リーフ(Judy Lief)

【詩】「病院の歌」……ラファエル・カンポ(Rafael Campo)
【詩】「病院の創作ワークショップ」……ラファエル・カンポ(Rafael Campo)

第8章 戒を拠り所とする──難しい判断を行い、結果を受け入れ、眠れなくならないようにする方法……クレイグ・D・ブリンダーマン(Craig D. Blinderman)

第9章 瞑想の練習──死ぬことの練習……ジョセフ・ゴールドスタイン(Josephe Goldstein)

【詩】「体を洗う」……ニック・フリン(Nick Flynn)

第10章 死のメタファーを見直す……ラム・ダス(Ram Dass)

第11章 影を認める……ロドニー・スミス(Rodney Smith)

【詩】「無題」……柄井川柳(Senryu)

第12章 自分がすでに現成している菩薩になること(そしてそれを保つこと)……マイケル・カーニー(Michael Kearney)&ラドリ・ワイニンガー(Radhule Weininger)

【詩】「診察」……ジェイソン・シンダー(Jason Shinder)
【詩】「あとの体」……ジェイソン・シンダー(Jason Shinder)
【詩】「無題」……ジェイソン・シンダー(Jason Shinder)

第13章 ヒリヒリするところ……ノーマン・フィッシャー(Norman Fischer)

【詩】「愛につぐ愛」……デレク・ウォルコット(Derek Walcott)

第14章 ほどよい死……ジョシュア・ブライト(Joshua Bright)

第15章 死にゆく人そして死者へのスピリチュアルケアに対するテーラワーダのアプローチ……ギル・フロンスダール(Gil Fronsdal)

【詩】「ぼくに触れて」……スタンリー・クニッツ(Stanley Kunitz)
【詩】「通過」……スタンリー・クニッツ(Stanley Kunitz)
【詩】「層」……スタンリー・クニッツ(Stanley Kunitz) 

第16章 単なる医学的な事象以上のこと……カースティン・ディレオ(Kirsten DeLeo)

第17章 私たちの本当の家……アチャン・チャー(Ajahn Chah)

【詩】「わたしの死の記念日のために」……W・S・マーウィン(W.S.Merwin)
【詩】「離れること」……W・S・マーウィン(W.S.Merwin)

第18章 明日まで待つな──死と死にゆくことについての六つの瞑想……スティーヴン・レヴァイン(Stephen Levine)&オンドレア・レヴァイン(Ondrea Levine)

【詩】「無題」……宮部寸七翁(Sunao)

第19章 思いやりのレッスン……ベッツィー・マグレガー(Betsy MacGregor)

【詩】「お椀」……ルーミー(Rumi)(英訳:Coleman Barks)
【詩】「鳥の翼」……ルーミー(Rumi)(英訳:Coleman Barks)
【詩】「旅の宿」……ルーミー(Rumi)(英訳:Coleman Barks)

第20章 第三の使い──死は不可避なり……ラリー・ローゼンバーグ(Larry Rosenberg)

第21章 最後のキス……フェルナンド・コーガン・カワイ(Fernando Kogen Kawai)

第22章 波長を合わせる──慈悲の瞑想……フランク・オスタセスキ(Frank Ostaseski)

【詩】「亀、白鳥」……マーク・ドーティ(Mark Doty)
【詩】「抱擁」 ……マーク・ドーティ(Mark Doty)

第23章 別れの静けさの中で……ロバート・コドー・キャンベル(Robert Choco Campbell)

第24章 患者が危機を脱するのを見る、四つのストーリー……レイチェル・ナオミ・リーメン(Rachel Naomi Remen)

【詩】「優しさ」……ネオミ・シーハブ・ナイ(Naomi Shihab Nye)

第25章 いのちとは何かを見出す……原田正道(Shodo Harada)

第26章 元気な姿を想像する……アイラ・バイアック(Ian Byock)

訳者あとがき

謝 辞
文 献
索 引
寄稿者紹介
編者紹介
ニューヨーク禅センター観察ケア(NYZCCC)について

前書きなど

ケア、そしてケアすることの本質に触れる
古今東西の総勢42人の死をめぐる多様な思想
■寄稿者
固山一鞏、ダイアン・メイヤー、シシリー・ソンダース、マリー・ハウ、イッサン・ドーセイ、エリザベス・キューブラー・ロス、アニェン・リンポチェ、トニー・ホーグランド、菩提比丘、ジュディ・リーフ、ラファエル・カンポ、クレイグ・D・ブリンダーマン、ジョセフ・ゴールドスタイン、ニック・フリン、ラム・ダス、ロドニー・スミス、柄井川柳、マイケル・カーニー、ラドリ・ワイニンガー、ジェイソン・シンダー、ノーマン・フィッシャー、デレク・ウォルコット、ジョシュア・ブライト、ギル・フロンスダール、スタンリー・クニッツ、カースティン・ディレオ、アチャン・チャー、W・S・マーウィン、スティーヴン・レヴァイン、オンドレア・レヴァイン、宮部寸七翁、ベッツィー・マグレガー、ルーミー、ラリー・ローゼンバーグ、フェルナンド・コーガン・カワイ、フランク・オスタセスキ、マーク・ドーティ、ローバート・コドー・キャンベル、レイチェル・ナオミ・リーメン、ネオミ・シーハブ・ナイ、原田正道、アイラ・バイアック

著者プロフィール

コーシン・ペイリー・エリソン  (エリソン ペイリーコーシン)  (

コーシン・ペイリー・エリソン(Rev. Dr. Paley Ellison, MFA, LMSW, DMIN)
ペイリー・エリソン牧師は,ACPE臨床牧師訓練の提供を認定された米国で最初の禅に基づく組織である,ニューヨーク禅センター観想的ケア(New York Zen Center for Contemplative Care: NYZCCC)を共同設立した。そこは,教育,直接奉仕,そして瞑想の実践を通して,観想的アプローチを普及させている。エリソンは、NYZCCCの教育パートナーであるNew York Theological Seminaryのパストラルケアとカウンセリングの修士プログラムにおいて,仏教徒学生のための学術顧問を務めている。彼は,統合医療学科の瞑想ケアサービスの副所長として、またMount Sinai Beth Israel Medical Centerの疼痛緩和ケア部門の牧師スーパーヴァイザーを務めており,そこの医療倫理委員会のメンバーでもある。現在は,アリゾナ大学医学部統合医学センターの統合医学フェローシップのスタッフであり,テキサス大学ヒューストン医学部健康科学センターMcGovern Center for Humanities and Ethicsの客員教授でもある。

マット・ワインガスト  (ワインガスト マット)  (

マット・ワインガスト(Matt Weingast)
ワインガストの瞑想への関心は,20代の頃に始まった。旅行の真っ只中,彼は,ガーナで平和部隊のボランティアを務め,高校の科学を教えた。彼はマサチューセッツ大学アマースト校でMFAを受けた。そこで彼は,作文を教え,かつ執筆指導教官を指導した。彼は現在,Insight Journalの編集者であり,マサチューセッツ州中央部にあるBarre Center for Buddhist Studiesでコミュニケーション部長をしている。

小森 康永  (コモリ ヤスナガ)  (

小森康永(こもり・やすなが)
…… はしがき,はじめに,序,第1章,第2章,第13章,第14章,第19章,第20章,第21章,第23章,訳者あとがき
岐阜県に生まれる
1985年 岐阜大学医学部卒業
現 在 愛知県がんセンター精神腫瘍科部長
〈主著・訳書〉
『緩和ケアと時間』(著)金剛出版 2010年
『ディグニティセラピーのすすめ』(共著)金剛出版 2011年
『バイオサイコソーシャルアプローチ』(共著)金剛出版 2015年
『はじめよう! がんの家族教室』(編) 日本評論社 2015年
『手作りの悲嘆』(共訳)北大路書房 2018年
【シシリー・ソンダースとホスピスのこころ】(単著)春陽堂書店 2020年

栗原 幸江  (クリハラ ユキエ)  (

栗原 幸江(くりはら・ゆきえ)
……第3章,第5章,第6章,第7章,第9章,第10章,第15章,第16章,第17章,第18章,第22章,第25章
東京都に生まれる
1994年 コロンビア大学大学院ソーシャルワーク修士課程修了
現 在  がん・感染症センター都立駒込病院緩和ケア科 及び 認定NPO法人マギーズ東京 心理療法士
〈主著・論文〉
『Oxford Textbook of Palliative Social Work』(共著)Oxford Univ. Press, 2011年
『グリーフケア』(共著)メヂカルフレンド社 2012年
『系統看護学講座〈別巻〉緩和ケア』(共著)医学書院 2014年
『ともにある(5):神田橋條治 由布院の集い』(共著)木星舎  2016年
『進化するマインドフルネス:ウェルビーイングへと続く道】(共著)創元社 2018

岸本 寛史  (キシモト ノリフミ)  (

岸本寛史(きしもと・のりふみ)
…… 第4章,第8章,第11章,第12章,第24章,26章
鳥取県に生まれる
1991年 京都大学医学部卒業
現 在 静岡県立総合病院緩和医療科部長
〈主著・論文〉
『緩和のこころ』(単著)誠信書房 2004年
『緩和ケアという物語』(単著)創元社,2015年
『迷走する緩和ケア』(単著)誠信書房 2018年
『ニューロサイコアナリスへの招待』(編著)誠信書房 2015年
『がんと心理療法』(単著)誠信書房 2020年

坪野 圭介  (ツボノ ケイスケ)  (

坪野圭介(つぼの・けいすけ)……詩
東京都に生まれる
2016年 東京大学大学院博士課程単位取得満期退学
現 在 和洋女子大学国際学部助教
〈主訳書〉
『サリンジャー』(共訳)KADOKAWA 2015年
『判断のデザイン』朝日出版社 2017年
『翻訳地帯――新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(共訳)慶應義塾大学出版会 2018年
『数字が明かす小説の秘密――スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』DU BOOKS 2018年
『マシューの見てきた世界――人生に退屈しないためのとっておきの21話』ele-king books 2019年

上記内容は本書刊行時のものです。