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女吸血鬼カーミラ ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ(著) - 亜紀書房
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女吸血鬼カーミラ

発行:亜紀書房
四六判
上製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7505-1424-6
Cコード
C0097
一般 単行本 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年1月
書店発売日
登録日
2014年12月24日
最終更新日
2015年1月26日
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書評掲載情報

2019-10-06 毎日新聞  朝刊
評者: 若島正(京都大学名誉教授・米文学)

紹介

少女ローラはオーストリアで、父と人里離れた城でしずかに暮らしている。ある日、突然暴走した馬車が城の前にやってきて横転し、中から気絶した美しい少女が運び出される。少女の母は、急ぎの旅の途中だからと、ローラを父に託し、自分たちの素性を探らないよう念を押して去ってゆく。
その日から少女と共に生活するようになったローラは少女に夢中になるが、いくつかの不思議な点があった。寝る時は部屋に鍵をかけ、部屋に他人が居ることを拒絶する。素性は家柄が良いことと名をカーミラということしか明かさない。たびたびローラを愛撫しながら愛を語るが、そのことばは生死に関わる謎めいた内容。起きてくるのは毎日正午過ぎで、食事はチョコレート1杯だけ。賛美歌に異常な嫌悪感を表す。
やがて、城周辺の村で異変が起きるようになる。何人かの女性が相次ぎ死亡し、熱病の流行が噂される。そして、いつしか、ローラ自身も体調の不良を訴えるようになる…

前書きなど

幻想文学の古典、57年ぶりの完全版新訳
1872年に発表され、ブラム・ストーカー『ドラキュラ』にも影響を与えた怪奇小説。レズビアニズム色の濃密な作品でもあり、「百合族」のバイブルともされる本作が、平井呈一訳以来の完全版として美麗装幀でよみがえる!

著者プロフィール

ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ  (ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ)  (

アイルランド人の小説家。 怪奇小説とミステリーを得意とした怪談作家で、19世紀以降の短編小説のジャンルに大きな影響を与えた。 『カーミラ』(1872年)は吸血鬼小説として、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』(189年)に多大な影響を及ぼし、ドライヤー監督の傑作映画『吸血鬼(1932年)の基礎ともなった。

長井 那智子  (ナガイ ナチコ)  (

東京都生まれ。青山学院大学卒。エッセイスト、翻訳家。
訳書に『わし姫物語』(集英社みらい文庫)『新訳 吸血鬼ドラキュラ 女吸血鬼カーミラ』(同)など。

上記内容は本書刊行時のものです。