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セックスする権利 アミア・スリニヴァサン(著/文) - 勁草書房
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【利用不可】

セックスする権利 (セックススルケンリ)

社会科学
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発行:勁草書房
四六判
336ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-326-65439-0   COPY
ISBN 13
9784326654390   COPY
ISBN 10h
4-326-65439-2   COPY
ISBN 10
4326654392   COPY
出版者記号
326   COPY
Cコード
C1036  
1:教養 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年12月21日
最終更新日
2023年1月19日
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書評掲載情報

2024-03-09 朝日新聞  朝刊
評者: 水上文(文筆家)
2023-12-23 朝日新聞  朝刊
評者: 前田健太郎(東京大学教授)
2023-03-19 読売新聞  朝刊
評者: 森本あんり(東京女子大学長・神学者)
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紹介

個人的で親密で政治的な、私たちのセックスについてフェミニズムは何を語ってきただろう? 各誌絶賛、気鋭の哲学者による初エッセイ集。

インセル、#MeToo、オンライン・ポルノ、セックスワーク、監獄主義――誰を求め誰に求められることを欲するか、欲望には個人の好みを通じてあらゆる抑圧が根を張っている。性の政治をめぐる複雑な問題にとどまり、フェミニストがセックスについて考え語ってきたことを緒に、21世紀フェミニズムをリメイクする。特別解説=清水晶子
【原著】Amia Srinivasan, The Right to Sex, 2021, published by Bloomsbury (UK) and Farrar, Straus and Giroux (USA).

19言語で翻訳。オックスフォード大チチェリ講座教授に最年少で女性・非白人として初めて就任した、気鋭哲学者が放つ21世紀フェミニズムの注目作!

ガーディアン紙、ニューヨーク・タイムズ紙、サンデー・タイムズ紙ほか各誌絶賛――
ブラックウェル・ブック・オブ・ザ・イヤー2021受賞、オーウェル賞2022最終候補作、全米批評家協会賞(批評)最終候補作、サンデー・タイムズ紙(UK)ベストセラー

現在の、そして過去のフェミニストたちと共に考え語りあう時間が、私たちにはもっと必要ではないのか。『セックスする権利』は、セックスについて考え語ろうとする読者にとって、そのような時間を共にする非常に優れた伴侶になるだろう。――清水晶子(本書解説)

スリニヴァサンは、フェミニスト哲学者が家父長制・資本主義・国家レイシズムの抑圧からいかにして私たちの基本的な倫理概念を解放できるのかを示してくれている。本書はその驚くべき、そして実り多い成果だ。――ジュディス・バトラー(ニュー・ステイツマン)


目次

まえがき

男たちに対する陰謀

ポルノについて学生と話すこと

セックスする権利

コーダ――欲望の政治

教え子と寝ないこと

セックス、監獄主義、資本主義

謝辞
解説[清水晶子]
訳者あとがき
原注・訳注
参考文献(法律文書)
索引

著者プロフィール

アミア・スリニヴァサン  (アミア スリニヴァサン)  (著/文

アミア・スリニヴァサン(Amia Srinivasan)
1984年バーレーン生まれ。ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、台湾で育つ。現在はオックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジ社会政治理論チチェリ講座教授。セックス、死、タコ、怒り、サーフィン、代名詞の政治など幅広いテーマについて、寄稿編集者を務める『ロンドン・レヴュー・オブ・ブックス』をはじめ『ニューヨーカー』『タイムズ・リテラリー・サプリメント』『ニューヨーク・タイムズ』などに文章を寄せている。オックスフォード在住。

山田 文  (ヤマダ フミ)  (翻訳

山田 文(やまだ ふみ)
翻訳者。訳書にキエセ・レイモン『ヘヴィ─あるアメリカ人の回想録』(里山社)、ヴィエト・タン・ウェン『ザ・ディスプレイスト─難民作家18人の自分と家族の物語』(ポプラ社)、ダレン・マクガーヴェイ『ポバティー・サファリ─イギリス最下層の怒り』(集英社)、デイヴィド・ヴィンセント『孤独の歴史』(東京堂出版)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。