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裏切りの日本昔話 ながたみかこ(著/文) - 笠間書院
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裏切りの日本昔話 (ウラギリノニホンムカシバナシ)

文芸
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発行:笠間書院
四六判
268ページ
並製
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-305-70936-3   COPY
ISBN 13
9784305709363   COPY
ISBN 10h
4-305-70936-8   COPY
ISBN 10
4305709368   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月10日
書店発売日
登録日
2021年1月15日
最終更新日
2021年3月1日
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書評掲載情報

2021-06-06 産經新聞  朝刊
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紹介

多くの人が子供のころから親しんできた、おなじみの日本昔話。
無邪気に楽しむ一方、心の底でこんな疑問が浮かんだことはありませんか?
「なぜ乙姫は、開けたら年を取ってしまう玉手箱を浦島太郎に渡したの?」
「かちかち山のうさぎの仕返しってやりすぎじゃない?」……などなど。

大人になると「所詮子供向けのお話だから、多少おかしくても仕方ない」と片付けてしまいがちですが、じつはそんなツッコミをもとに昔話の背景や裏事情を想像することで、より奥の深い楽しみ方ができるんです。

本書では、ふだんは子供向けの本を中心に活躍中で昔話や民話・伝説にも詳しい著者が、資料や文献を紐解きながら“大人向け”の昔話の新解釈を披露。
王道の昔話12話を取り上げ、成り立ちや様々なバリエーションを踏まえて理解を深める考察と「じつはこんな裏側があったのでは?」と自由にイマジネーションを膨らませたifストーリーなどの読みものも展開します。

「あのキャラクターは本当は裏切っていた」、「あの話の背景はドロドロだった」などという秘められた裏切りや裏事情を通して、「いいお話」としての昔話のイメージを「裏切る」新しい楽しみ方を提案します。

【目 次】
はじめに
第1章 浦島太郎―乙姫の愛と復讐
第2章 たにし長者―入れ替わった男
第3章 こぶとり爺さん―異端の象徴としての「こぶ」
第4章 手なし娘―継母の執念とその背景
第5章 花咲か爺さん―花は本当に咲いたのか?
第6章 舌切り雀―爺と雀の二時間サスペンス
第7章 鶴の恩返し―人情と金のはざまで
第8章 猿の婿入り―異類婚姻譚はなぜ悲劇に終わるのか
第9章 かちかち山―残酷描写・言葉遊び満載のエンタメ?
第10章 食わず女房―普通の暮らしにあこがれた山姥
第11章 耳なし芳一―天才アーティストを巡る嫉妬と愛情
第12章 桃太郎―次世代ヒーローとして求められること
あとがき
参考文献

目次

はじめに
第1章 浦島太郎―乙姫の愛と復讐
第2章 たにし長者―入れ替わった男
第3章 こぶとり爺さん―異端の象徴としての「こぶ」
第4章 手なし娘―継母の執念とその背景
第5章 花咲か爺さん―花は本当に咲いたのか?
第6章 舌切り雀―爺と雀の二時間サスペンス
第7章 鶴の恩返し―人情と金のはざまで
第8章 猿の婿入り―異類婚姻譚はなぜ悲劇に終わるのか
第9章 かちかち山―残酷描写・言葉遊び満載のエンタメ?
第10章 食わず女房―普通の暮らしにあこがれた山姥
第11章 耳なし芳一―天才アーティストを巡る嫉妬と愛情
第12章 桃太郎―次世代ヒーローとして求められること
あとがき
参考文献

著者プロフィール

ながたみかこ  (ナガタミカコ)  (著/文

三重県出身、東京都在住の著述家。絵本や童話などの児童書の他、小説やエッセイ、作詞なども手掛ける。言葉遊び(回文)や日本の民話、妖怪などの面白さを子供向けにわかりやすく表現する作品が多い。著書に『図解大事典 日本の妖怪』(新星出版社)、『こわくて不思議な妖怪の話』(池田書店)など

上記内容は本書刊行時のものです。