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落語家に学ぶ「笑い」のつくりかた 桂歌蔵(著) - 水曜社
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落語家に学ぶ「笑い」のつくりかた (ラクゴカニマナブ「ワライ」ノツクリカタ)

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発行:水曜社
四六判
160ページ
並製
定価 1,200 円+税   1,320 円(税込)
ISBN
978-4-88065-187-3   COPY
ISBN 13
9784880651873   COPY
ISBN 10h
4-88065-187-7   COPY
ISBN 10
4880651877   COPY
出版者記号
88065   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2007年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2014年3月26日
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紹介

あたしたちのゴハンのタネを

本にして広めちまうなんて……

クビにしときゃよかったね(笑)
          ──桂歌丸帯推薦文より


新年のYahooニュースによれば、団塊世代が落語・お笑いに戻ってきて、ブームを加速させているのだとか。
本書は、『週刊ヤングサンデー』『わしズム』など、文筆でも活躍する落語家・桂歌蔵が「笑い」のつくり方を指南。日々高座で使うテクニックをまとめました。
ほかにも、古今亭志ん朝、桂枝雀など、先人から学び得た知恵もご紹介。師匠歌丸へ弟子入り志願したときのエピソードは、これから弟子入り希望の人は必見!?
帯には師匠・歌丸の推薦文(?)、イラストは奇才・岩谷テンホー。

明日からすぐに使える「笑い」のつくりかた講座、いよいよはじまりはじまり~

目次

第一章 イメージさせて笑っていただく
 一の壱 どんな客でも笑わせる秘訣とは?
 一の弐 落語版TPOの使いわけ
 一の参 定番・キラートークの効能
 一の四 落語版悪徳商法のススメ

歌蔵が語る落語名人伝 古今亭志ん朝

第二章 愛されキャラで笑っていただく
 二の壱 愛されキャラとは?
 二の弐 「笑わせる」と「笑われる」の違い
 二の参 落語の陰陽 正直者がバカを見る世界
 二の四 落語に出てくるキャバクラ嬢

第三章 怒ったあとに笑っていただく
 三の壱 楽屋で学んだ知恵
 三の弐 与太郎は叱られ上手な強い人
 三の参 「怒り」から「叱り」へ
 三の四 落語に学ぶ高齢社会

第四章 いじられて笑っていただく
 四の壱 「攻撃的いじられキャラ」という選択
 四の弐 いじられて得をするコツ

歌蔵が語る落語名人伝 桂枝雀

第五章 時にはけなして笑っていただく
 五の壱 前代未聞の悪口ブーム
 五の弐 そこに愛はあるか
 五の参 上手にけなして笑いをとるからくり

歌蔵が語る落語名人伝 桂歌丸

第六章 いまここで笑っていただく
 六の壱 相手と自分を好きになる
 六の弐 「好き」だけじゃやっていけない
 六の参 うまく酔わせてだます風

前書きなど

●はじめに

さて、少しばかりお時間をいただいて、お付き合いいただきたいと思う次第でございますが、私たち落語家が稽古をするとき、磨いているのは腕ではなくて「ご想像いただく力」でございます。
自分が「こうだ」と思って話している姿形に、できるだけ近いものをイメージしてもらうために稽古をするんです。いざ高座に上がったとき、お客さんに「今ひととき、楽しくだまされてもらう」のが、落語家のお仕事なんですね。
オチをつけて頭を下げれば、それまで話したすべてが消える不思議な芸。
このおかしなしゃべり稼業のテクニックを、私なりに精一杯書き連ねたつもりでございます。
みなさまのお役に立てれば、まこと幸いでございます。


●おわりに

ひと口に落語家と申しましてもスタイルはさまざまにございます。
イメージしていただく、愛していただく、いじっていただく、叱っていただく……本書では、私なりに学び得てきた「笑いのつくりかた」を余すところなく書き連ねたつもりです。ささやかでも、みなさまのお役に立てば幸いです。

最後になりましたが(中略)素敵なイラストを描きおろしてくださった岩谷テンホーさん、ご推薦いただいた師匠の桂歌丸ほか、お世話になったたくさんの方々に、この場を借りて御礼申し上げます。
また、最後までお読みいいただいた読者のみなさまにも、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

それでは、桂歌蔵の「笑い」のつくりかた、これにてお開き~。

版元から一言

ヤンキーだらけのとある工業高校での高座、商店街イベントのおまけみたいなお客さんが5人だけの高座……落語家の戦記としても楽しめるのが本書。
「アホの坂田」がアホな理由、楽屋での行きつまる攻防、師匠の怒りのかわし方などなど、発表ぎりぎりのネタも満載です。
実用書としてはもちろん、読み物としてもお楽しみいただければと思います。

いやしかし、そんな弟子入りのしかたがアリだとは(笑)
※「歌蔵が語る落語名人伝 桂歌丸」参照

著者プロフィール

桂歌蔵  (カツラウタゾウ)  (

大阪府堺市出身。1964年生まれ。
1992年に桂歌丸に入門(前座名:歌郎)、05年に真打昇進。
大の格闘技好きで高校時代は極真空手にのめりこみ、前座時代には師匠に隠れてプロボクシングライセンスを取得。また、洋楽(とくにロック)に造詣が深く、バンド活動を行っていた経歴も持つ。二つ目時代にはタイ公演、06年にロス公演を成功させ、活動の幅は海外にも広がっている。
現在、都内奇席のほか、全国各地でホール落語会などの高座を積極的に務めながら、雑誌のエッセイ、テレビのレポーターなど多方面に活躍中。『週刊ヤングサンデー』の対談企画「笑いの虎」はじめ、『格闘Kマガジン』『DOLL』『クロスビート』など各誌での執筆活動も定評で、現在(07年1月時点)は小林よしのり責任編集『わしズム』に「高座ニズム宣言」連載執筆中。

上記内容は本書刊行時のものです。