書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
WTO交渉と日本の農政
問われる食の安全・安心
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2005年5月
- 書店発売日
- 2005年5月15日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2023年2月1日
紹介
日本の農政を「WTO交渉のゆくえ」、「食の安全・安心をもとめて」、「米政策と農政改革の基本論議」、「農協改革のゆくえと普及制度・技術進歩のあり方を問う」の四つのテーマにわけて論じた。
目次
はじめに
第1章 WTO交渉のゆくえ
1.WTOドーハ閣僚会議から展望できること
2.保護を強める米国新農業法
3.WTO農業交渉とモダアリティ確立
4.WTO農業交渉の概観ペーパーをめぐって
5.WTOモダリティ一次案と北海道農業
6.難航するWTO交渉とFTAの浮上
7.米欧共同提案と日本の交渉スタンス-新局面下のWTO交渉
8.WTO閣僚会議決裂-急がれる国内対策
9.歴史の潮流をどうみるか
10.再開するWTO交渉にどう臨むか
11.メキシコとのFTA交渉で見えてくるもの
12.大詰めのWTO農業交渉
第2章 食の安全・安心をもとめて
1.問われる食の安全性-狂牛病問題の深刻さ
2.食肉業界の蹉跌-法制度の不備が露呈
3.「BSE問題に関する調査検討委員会報告」を読んで
4.食品安全のために「評価」と「監視」の独立組織は不可欠
5.バイオガスプレント事業への期待
6.食品安全基本法の成立を受けて-食品安全五法成立
7.米国のBSEと日本の食事情
8.「食の安全」を考える
9.注目される日米牛肉協議
第3章 米政策と農政改革の基本論議
1.水田農業基本政策の確立を望む
2.「農村再生特区構想」論議によせて
3.食糧庁「生産調整研究会」中間答申を読む
4.「米政策大網」で真の転換は図られるのか
5.米改革関連対策を考える
6.総選挙と農業者の意識
7.食料・農業・農村基本計画の見直しをめぐって
8.「食料・農業・農村基本計画」の中間論点整理を考える
第4章 農協改革論議のゆくえと普及制度・技術進歩のあり方を問う
1.自然を生かした農法の確立のために
2.農協改革論議の真贋を問う
3.総合規制改革会議のJA事業見直し論議
4.「農協あり方研究会」の経済事業改革答申を考える
5.普及事業改革論議に寄せて
6.遺伝子組み換え(GM)作物の屋外栽培試験について考える
上記内容は本書刊行時のものです。