個人化社会
ジグムント・バウマン, 澤井 敦:訳, 菅野 博史:訳, 鈴木 智之:訳
発行:青弓社
この版元の本一覧
A5判 360ページ 上製
定価:5,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-3288-5 C0336
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年07月
書店発売日:2008年07月11日
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紹介

高度に情報化されて個々人の選択と責任が重視される現代社会を生き抜く人々のありようを「個人化」という視角から読み解き、家族や宗教、貧困、労働、自由、愛、セックス、暴力など多様な素材をもとに、流動性が高まり不安定で不確実な社会状況を透視する。

目次

謝辞

 序章 語られる人生、生きられる物語―――ひとつの序曲

第1部 存在のあり方

 第1章 労働の隆盛と衰退
 第2章 ローカルな秩序とグローバルな無秩序
 第3章 自由と安全―――その統合をめぐる果てしない、嵐のような物語
 第4章 モダニティと透明性―――破局したロマンスの物語
 第5章 私は弟の世話役ですか?
 第6章 差異をはらんだ統一

第2部 思考のあり方

 第7章 批判―――私化され武装解除された
 第8章 進歩―――同じものと異なるもの
 第9章 貧困の使用法
 第10章 教育―――ポストモダニティのもとで/のために/にもかかわらず
 第11章 グローバル化する世界のなかのアイデンティティ
 第12章 信仰と即席の満足

第3部 行為のあり方

 第13章 愛は理性を必要とするか
 第14章 私的な道徳と不道徳な世界
 第15章 二つの戦線に立つ民主主義
 第16章 暴力、過去と現在
 第17章 セックスのポストモダン的使用法について
 第18章 不死の後に生は存在するか

訳者あとがき――鈴木智之
人名索引
事項索引

著者プロフィール

ジグムント・バウマン(バウマン,ジグムント)

1925年、ポーランドのポズナニのユダヤ人家庭に生まれる。ナチス侵攻によりソヴィエトに逃れ、第二次世界大戦後ポーランドに帰国。学界に身を投じワルシャワ大学教授となるが、68年に反体制的知識人として同大学を追われる。イスラエルのテルアヴィヴ大学教授などを経て、現在リーズ大学名誉教授、ワルシャワ大学名誉教授。現代の社会学界を代表する理論家である。邦訳書に『コミュニティ――安全と自由の戦場』(筑摩書房)、『リキッド・ライフ――現代における生の諸相』『リキッド・モダニティ――液状化する社会』(ともに大月書店)、『廃棄された生――モダニティとその追放者』(昭和堂)など多数。

澤井 敦(サワイ アツシ)

1962年、三重県出身。慶應義塾大学法学部教授。専攻は社会理論、社会学史、死の社会学。著書に『死と死別の社会学』(青弓社)、『カール・マンハイム』(東信堂)、共著に『子ども論を読む』(世界思想社)、訳書にカール・マンハイム『文化社会学草稿』(学文社)など。

菅野 博史(カンノ ヒロシ)

1965年、東京都出身。帝京大学文学部講師。専攻は理論社会学、社会システム論。共著に『社会構造の探求』(新泉社)、『現代社会理論と情報』(福村出版)、共訳書にアンソニー・ギデンズ『社会理論と現代社会学』(青木書店)など。

鈴木 智之(スズキ トモユキ)

1962年、東京都出身。法政大学社会学部教授。専攻は理論社会学、文化社会学。共編著に『ケアとサポートの社会学』、訳書にジャック・デュボア『現実を語る小説家たち』(ともに法政大学出版局)、アーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手』(ゆみる出版)など。

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