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美術館の政治学 暮沢 剛巳(著) - 青弓社
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美術館の政治学 (ビジュツカンノセイジガク)

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発行:青弓社
四六判
240ページ
並製
定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)
ISBN
978-4-7872-3272-4   COPY
ISBN 13
9784787232724   COPY
ISBN 10h
4-7872-3272-X   COPY
ISBN 10
478723272X   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2007年4月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2018年5月31日
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紹介

ミュージアムパークとしての上野公園、近・現代の「暴力」そのものを展示する遊就館、1980年代の文化的象徴=セゾン美術館などを取り上げながら明治期以降の歴史をたどり、グローバリゼーションなどを俎上に載せて美術館という思想を縦横に批評する。

目次

序章 日本のミュージアムの現状と課題とは?
 1 サムスン・リウム美術館
 2 世界のミュージアム事情
 3 国立新美術館──日本の美術館の縮図
 4 本書の構成

第1章 万国博覧会という劇場
 1 万博とミュージアム
 2 メディアとしての博覧会
 3 大阪万博──未曾有の国家的イヴェント
 4 皇紀二千六百年博の再来
 5 愛・地球博──万博の現在と未来

第2章 思想としての日本民藝館
 1 日本民藝館とは?
 2 柳宗悦──その関心の軌跡
 3 「民藝」の誕生と美術館構想
 4 平和主義とオリエンタリズム
 5 モノの思想
 6 宗悦の美術館観
 7 日本民藝館の現在と今後

第3章 上野公園の美術と記憶──ミュージアムパークのゆくえ
 1 リニューアルした東博
 2 「文化の森」以前の上野公園
 3 町田久成──上野の山に博物館建設を夢見た男
 4 博覧会から博物館へ
 5 巨大化する博物館
 6 「美術」と「記憶」
 7 「上野の山」の現在と未来

第4章 戦争展示のポリティクス──遊就館の両義性
 1 神社のなかのミュージアム
 2 靖国の由来と歴史
 3 「英霊顕彰」の展示とは?
 4 その展示の特徴
 5 戦争博物館のタイプ
 6 遊就館の存在意義
 7 美術館としての遊就館

第5章 セゾン美術館から森美術館へ──〈文化〉の転換と美術館
 1 ミュージアムとしての催事場
 2 西武美術館──その前史と黎明期
 3 三つの方向性──西武美術館の多彩な活動
 4 セゾングループの文化戦略
 5 セゾン文化の黄昏と人材の流出
 6 森美術館──新たなメガ・ミュージアムの誕生

第6章 ICCとメディアアートの(不)可能性
 1 緊急ライヴ・イヴェント『ic uc wc』
 2 ICCの十六年──構想から開館以降
 3 表面化する問題と閉館の危機
 4 存続問題の顕在化
 5 ICCの公共性と情報開示
 6 ICCの存在価値はどこに?
 7 活動を再開したICCのこれから

第7章 美術館と地域文化
 1 山口情報芸術センター──地方都市の情報戦略とメディアテーク
 2 金沢21世紀美術館──市民参加型美術館の地域再生戦略
 3 遺跡のなかの美術館

第8章 国公立美術館の現状と課題──独立行政法人と美術館経営
 1 制度上の諸問題
 2 独立行政法人の功罪
 3 公立美術館の経営問題
 4 改善委員会の提言と再建
 5 今後の展覧会企画

第9章 グローバリズムのなかの「ミュージアム」
 1 マルチカルチュラリズムという概念
 2 グローバリゼーションという概念

参考文献

あとがき

著者プロフィール

暮沢 剛巳  (クレサワ タケミ)  (

1966年、青森県生まれ。評論家として、美術・建築・デザインなどを対象に執筆や翻訳活動をおこなう。武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、筑波大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師。著書に『「風景」という虚構』(ブリュッケ)、『美術館はどこへ?』(廣済堂出版)、編著に『現代美術を知る クリティカル・ワーズ』、共編著に『アートを書く!クリティカル文章術』(ともにフィルムアート社)、『アートスケープ・クロニクル1995-2005』(トランスアート)など。

上記内容は本書刊行時のものです。