伝達可能な造形としての〈心〉万葉集の様式と表現
大浦 誠士
発行:笠間書院
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A5判 428ページ 上製
定価:12,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-305-70382-8 C3092
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年06月
書店発売日:2008年06月05日
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紹介

人が心にかたちを与えるときに重要な役割を果たす表現の型・様式。
様式に支えられて様々に生み出される表現。
歌を「書く」ことが人麻呂の周辺で本格的に始まってゆく中で、
万葉歌のかたちが誕生し、歌世界は誰でも参入可能な世界となってゆく。
--表出・伝達・享受という歌表現のシステムに迫る書。

目次

第一章 〈景〉と〈心〉の表現構造
 第一節 万葉和歌の表現と「心」
 第二節 万葉序歌の様式と表現
  補論1 「つなぎ言葉」と文字
 第三節 人麻呂歌集と「正述心緒」
 第四節 万葉和歌における序詞の「喩」と「実」
 第五節 共感の様式(一)--人麻呂長歌の構造--
 第六節 共感の様式(二)--〈叙事〉〈叙景〉〈抒情〉--

第二章 羈旅歌の表現構造
 第一節 万葉羈旅歌の様式と表現--「地名」を歌うことを中心に--
 第二節 人麻呂羈旅歌八首の周辺--羈旅表現の成立--
 第三節 人麻呂歌集略体歌の旅の歌
 第四節 赤人の羈旅歌と〈叙景〉
 第五節 遣新羅使人歌群「當所誦詠古歌」の位相
  補論2 「道行」表現をめぐって--歌謡と和歌の表現--

第三章 初期万葉の論
 第一節 天智朝挽歌をめぐって
 第二節 有間皇子自傷歌の表現とその質
 第三節 初期万葉の相聞歌
 第四節 初期万葉の作者異伝をめぐって

 収録論文初出一覧/あとがき/人名・事項索引

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