森田 兼吉
発行:笠間書院
この版元の本一覧
A5判 520ページ
定価:13,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-305-70329-3(4-305-70329-7) C3095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年11月
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紹介

『和泉式部日記』を中心に、古代から中世にわたり、
日記文学研究に優れた業績を残した著者の論文集。
『蜻蛉日記』『更級日記』『讃岐典侍日記』『和泉式部日記』などについての
単行本未収録の論文を集成した。
------------
秋山虔[東京大学名誉教授]
日記文学について考えるとき、
森田さんの説くところを確認せずして
前へ進むことはできなかった。
ここに繙く氏の遺著も、
私を揺すりたててやまない。

目次

【目次】  序に代えて 守屋省吾

一 日記文学のこれから 巨視的な研究の必要性
二 日記文学における語りの性格 三 平安女流日記文学と手紙
四 『権記』の夢『小右記』の夢 女流日記文学の夢への序説
五 夢よりもはかなき 女流日記文学と夢
六 『かげろふ』の夢『更級』の夢
七 平安日記文学に描かれた家族のきずな 一夫多妻の許された社会で
八 古体の老婆の孤独な自己表白 『成尋阿闍梨母集』の成立と性格
九 『讃岐典侍日記』の作者にとって堀川院とはどんな存在だったか
十 光源氏はなぜ絵日記を書いたか 須磨・明石から絵合へ

一 『和泉式部日記』三系統本論再説
二 『和泉式部日記』は三条西家本だけでは読めない 三系統本論の性格再読・続稿
三 『和泉式部日記』は三条西家本だけでは読めない・続稿 和歌の場合
四 『和泉式部日記』の回想の方法 五 『和泉式部日記』の方法
六 『和泉式部日記』「てならひのやうにかきゐたる」文考
七 山の端に隈なく澄める秋の夜の月 『和泉式部日記』十月の記事の矛盾再考
八 贈歌の意図的な多義性 「口なしにちしほやちしほ」「心あてにそれかとぞ見る」
九 〈男〉の描写から〈女〉を読む 『和泉式部日記』に描かれた帥宮敦道親王
十 和泉式部続集日次歌群の方法
十一 和泉式部集を読み解く 日次歌群
十二 和泉式部研究の動向 昭和五十一年以降

一 『艶歌』考 描かれた恋と成立
二 『たきまはる』の序文の考察 その性格と作品の関わり
三 日記文学から読者が見えなくなるとき 『とはずかたり』論への序説
四 『富士御覧日記』の成立とその周辺
【書評】 初出一覧 伴侶・森田兼吉を語る(森田由紀子)

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