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ロシア社会思想史 : インテリゲンツィヤによる個人主義のための闘い
巻次:下
発行:成文社
縦220mm
582ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年3月
- 登録日
- 2016年9月5日
- 最終更新日
- 2016年9月5日
紹介
この世で最も高きもの、「人間人格」の解放をめざす個人主義のための闘いは、内面と外面、倫理面と社会面の二つの戦線で進められる。倫理的個人主義を高唱したのはトルストイとドストエフスキー、社会学的個人主義を論証したのはミハイローフスキー。ロシア・インテリゲンツィヤは、「大なる社会性」と「絶対なる個人主義」の結合というロシア社会主義の尊い遺訓を、次世代の者に託す。本邦初めての完全翻訳。
目次
七〇年代
ラヴローフ
ミハイローフスキー
トルストイとドストエフスキー
ナロード主義の危機-ズラトヴラーツキーとグレープ・ウスペーンスキー
社会的小市民主義時代
九〇年代
チェーホフ
ゴーリキー
「理想主義的個人主義」「デカダン主義」から「シンボリズム」へ
二〇世紀の門口にて
上記内容は本書刊行時のものです。