書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
取引情報
不完全な社会をめぐる映画対話
映画について語り始めるために
- 初版年月日
- 2024年5月31日
- 発売予定日
- 2024年5月31日
- 登録日
- 2023年11月6日
- 最終更新日
- 2024年4月19日
紹介
こんな映画本を待っていた!
「陰謀論」、「ハラスメント」、「ケア」、「ミソジニー」、「障害」etc...テーマに沿って、現代映画を社会的な視点で語るスリリングな対談。
「好きだった監督がハラスメントで告発されたとき、作品にどう向き合えばよいのか?」「一昔前の作品を見るとジェンダー観に違和感を覚えて楽しめない」等、近年多くの人が直面した問題に寄り添いながら、映画と社会の関係を深く見通す。誰もが感想をSNSで発信し、映画を見ることがコミュニケーションに組み込まれつつある現代で、映画と社会はどのような関係にあるのだろうか?映画を「観る」だけでなく、「語る」ことの比重が増す社会における、新たな地平を描く。
“映画の生は、スクリーンの上だけにあるのではなく、拡散していくコミュニケーションの中にあるのだ。”
──あとがきより
●取り上げる作品
『君たちはどう生きるか』『セッション』『天気の子』『ジョーカー』『パラサイト』『ドライブ・マイ・カー』『プラダを着た悪魔』『万引き家族』『マリッジ・ストーリー』『ドント・ルック・アップ』『バーニング』『カモン・カモン』『エイブのキッチンストーリー』『ファントム・スレッド』『アイ・アム・サム』『クレイマー、クレイマー』『シェフ』『SWEET SIXTEEN』『ノマドランド』『コーダ あいのうた』『ケイコ 耳を澄ませて』『クルエラ』『メイド・イン・バングラデシュ』『オートクチュール』『ミセス・ハリス、パリへ行く』『幸せのレシピ』『二ツ星の料理人』『ミッドナイトスワン』『スキャンダル』『スタンドアップ』『サンドラの小さな家』 etc...
●取り上げるキーワード
ハラスメント、陰謀論、ケア、男性性、ミソジニー、ネオリベ、#Metoo、トランスジェンダー、マルチバース、障害 etc...
上記内容は本書刊行時のものです。