版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ラグジュアリーコミュニズム アーロン・バスターニ(著/文) - 堀之内出版
.
詳細画像 0
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
鍬谷     ト・日・他     書店
トランスビュー     書店(直)
直接取引:なし
返品の考え方: 常時返品可。

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

ラグジュアリーコミュニズム
原書: Fully Automated Luxury Communism

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:堀之内出版
四六判
360ページ
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-909237-43-9   COPY
ISBN 13
9784909237439   COPY
ISBN 10h
4-909237-43-7   COPY
ISBN 10
4909237437   COPY
出版者記号
909237   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年12月25日
最終更新日
2021年4月1日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2021-04-18 新潟日報  朝刊
評者: 白井聡(政治学者)
2021-04-17 中部経済新聞  
MORE
LESS

紹介

資本主義がもたらす破滅的な危機を避けるため、いまこそテクノロジーの恩恵を人々の手に。万人に贅沢(ラグジュアリー)を。
めざましい技術革新の果てにあらわれるポスト資本主義社会へ向けた新たな政治=「完全自動のラグジュアリーコミュニズム」の構想。

資本主義リアリズム、加速主義を超えて、イギリスの若手ジャーナリスト、アーロン・バスターニが新しい未来を提示する。


帯文 斎藤幸平
ほんとに技術革新で贅沢なコミュニズムができるの?
「脱成長コミュニズム」への挑戦!

目次

序文 未来を求める六人の人物

【第一部】楽園のもとの混沌
 第一章 大いなる無秩序
 第二章 三つの断絶
 第三章 「完全自動のラグジュアリーコミュニズム」とは何か?

【第二部】新たな旅人たち
 第四章 完全な自動化――労働におけるポスト欠乏
 第五章 無限の動力――エネルギーにおけるポスト欠乏
 第六章 天空の掘削――資源におけるポスト欠乏
 第七章 運命を編集する――老いと健康におけるポスト欠乏
 第八章 動物なしの食物――栄養におけるポスト欠乏

【第三部】楽園の発見
 第九章 大衆からの支持――ラグジュアリー・ポピュリズム
 第一〇章 根本原理――新自由主義との決別
 第一一章 資本主義国家の改革
 第一二章 FALC――新たな始まり

訳者あとがき 橋本智弘

前書きなど

左派政治は、完全な自動化、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入、労働時間の縮減といった要求を通じてポスト資本主義の社会を積極的に構想しなくてはならない。バスターニはこの左派加速主義の見方を(部分的な留保や修正を加えつつ)継承し、素朴政治とは一線を画す、現行の資本主義を変革し未来を切り拓く新たな政治として「完全自動のラグジュアリーコミュニズム」を提唱している。

(「訳者あとがき」より)

著者プロフィール

アーロン・バスターニ  (著/文

ジャーナリスト。Novara Mediaの共同創設者・編集主任。ロンドン大学にて博士号取得。ニューメディア、社会運動、政治経済などを研究分野としてVice、Guardian、London Review of Books、New York Timesなどに執筆、BBCやSky Newsでコメンテーターとして出演。

橋本 智弘  (翻訳

一橋大学言語社会研究科博士課程在学中。ケント大学英文科修士課程修了(MA in Postcolonial Studies)。専修大学、明治大学で非常勤講師。専門は、ポストコロニアル理論・文学。共著に『クリティカル・ワード 文学理論』(フィルムアート社)、『バイリンガルな日本語文学』(三元社)、『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち――いま読みたい38人の素顔と作品』(青月社)。

上記内容は本書刊行時のものです。