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ラグジュアリーコミュニズム
原書: Fully Automated Luxury Communism
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2021年1月30日
- 登録日
- 2019年12月25日
- 最終更新日
- 2021年4月1日
書評掲載情報
2021-04-18 |
新潟日報
朝刊 評者: 白井聡(政治学者) |
2021-04-17 | 中部経済新聞 |
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紹介
資本主義がもたらす破滅的な危機を避けるため、いまこそテクノロジーの恩恵を人々の手に。万人に贅沢(ラグジュアリー)を。
めざましい技術革新の果てにあらわれるポスト資本主義社会へ向けた新たな政治=「完全自動のラグジュアリーコミュニズム」の構想。
資本主義リアリズム、加速主義を超えて、イギリスの若手ジャーナリスト、アーロン・バスターニが新しい未来を提示する。
帯文 斎藤幸平
ほんとに技術革新で贅沢なコミュニズムができるの?
「脱成長コミュニズム」への挑戦!
目次
序文 未来を求める六人の人物
【第一部】楽園のもとの混沌
第一章 大いなる無秩序
第二章 三つの断絶
第三章 「完全自動のラグジュアリーコミュニズム」とは何か?
【第二部】新たな旅人たち
第四章 完全な自動化――労働におけるポスト欠乏
第五章 無限の動力――エネルギーにおけるポスト欠乏
第六章 天空の掘削――資源におけるポスト欠乏
第七章 運命を編集する――老いと健康におけるポスト欠乏
第八章 動物なしの食物――栄養におけるポスト欠乏
【第三部】楽園の発見
第九章 大衆からの支持――ラグジュアリー・ポピュリズム
第一〇章 根本原理――新自由主義との決別
第一一章 資本主義国家の改革
第一二章 FALC――新たな始まり
訳者あとがき 橋本智弘
前書きなど
左派政治は、完全な自動化、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入、労働時間の縮減といった要求を通じてポスト資本主義の社会を積極的に構想しなくてはならない。バスターニはこの左派加速主義の見方を(部分的な留保や修正を加えつつ)継承し、素朴政治とは一線を画す、現行の資本主義を変革し未来を切り拓く新たな政治として「完全自動のラグジュアリーコミュニズム」を提唱している。
(「訳者あとがき」より)
上記内容は本書刊行時のものです。