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出版者情報
朝河貫一と日欧中世史研究
発行:吉川弘文館
A5判
312ページ
定価
9,000円+税
- 書店発売日
- 2017年2月27日
- 登録日
- 2017年1月12日
- 最終更新日
- 2017年2月18日
紹介
明治から昭和期に欧米の歴史学者との交流の中で学問を磨き、アメリカから日本史研究を世界に発信したイェール大学教授・朝河貫一。日本と西欧を比較し、中世社会の封建制度を追究する朝河の先駆性と史学史上の意義を、現在の中世史研究に照らして再評価する。同大学図書館の日本史資料収集に関わる記録や、歴史家と交わした書簡の翻刻なども掲載。
目次
日欧の比較封建制論と現代(朝河貫一と日欧比較封建制論―「朝河ペーパーズ」の「封建社会の性質」草稿群の分析…甚野尚志/越前国牛原荘の研究と朝河貫一…似鳥雄一)/朝河貫一の中世史像と歴史学界(『入来文書』の構想とその史学史上の位置―日欧の中世史研究からみて…佐藤雄基/朝河貫一と日本の歴史学界…近藤成一/鎌倉幕府の成立と惟宗忠久―朝河貫一研究との関連で…海老澤衷)/朝河貫一の活動とイェール大学(朝河貫一とイェール大学日本語コレクション―構築・目録作成、整理の葛藤…中村治子/朝河貫一の生涯―家族・知人・教え子…山内晴子/付録(イェール大学所蔵朝河関連資料および参考文献…中村治子/朝河貫一とオットー・ヒンツェの往復書簡…甚野尚志/「朝河ペーパーズ」の基礎的研究 補遺―朝河研究の課題として…佐藤雄基)
上記内容は本書刊行時のものです。